ソフビそのものについて、僕の浅い知識と独断と偏見でアレコレ勝手に語る、ソフビ雑記のコーナーです。
久々にコーナー更新です。
僕がソフビを集めだしたころ、アートトイという言葉がありました。
販売元や製作者が、自分の作品をアートトイと称するのは勝手です。
しかし、僕にとってアート性というのは、鑑賞者が感じるものであって、表現者が喧騒するものではないと思っています。
アートトイと言うことで、商品価値を高めようとしている風に感じることもありました。
最近は、なんだかアートトイと言うのと同じ感覚で、ソフビと称してる製品があるように感じます(これって老害発言?)。
ソフビの定義が曖昧だ、という話は、以前しました。
あくまで僕の定義ですが、ソフビというのは、基本中空構造の玩具で、飾るものではなく手に持って遊ぶものだ、としています。
一部は中空のPVCパーツが使われているようですが、無垢のパーツ部分も多いように思いますし、プロポーションは西洋風で解剖学的に正しく、先端はバチバチに尖っていて、各パーツは固定され接着されています。
美少女フィギュアと同じ製造方法、材料ですが、ソフビとカテゴライズする要素はどこに。
造形に関していえば、一部のスキもなく、素晴らしいものです。価格もプレミアム帯ですが、対価に見合ったクオリティではないでしょうか。
でも、アートトイと言っていたころよりも、ソフビと言われていた今の方が、なんか違うんだよなー、って居心地が悪く感じてしまいます。
きっとソフビと言った方が、検索されて、売れるんでしょうね。あるいはブームによってソフビという言葉がそのものが、価値あるものとして認知されてきた、ということでしょう。
クリエイティブユニオンのソフビナルってシリーズ、造形素晴らしいんだけど、ソフビ警察が出てきそうではある
— スモッグ (@smoglog) 2022年1月26日
いや、自分がソフビ警察ですやん、って話。
皆さんは、これらがソフビと言って売られているのに納得できますか?
あ、別に真剣にやめろ! と抗議しているのではないです(笑)。
素晴らしいソフビじゃないか、と思って購入されている方も中にはおられると思います。
個人的にしっくりこないなーってだけで。
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