※公式サイトより画像を引用しています。
家電メーカーのバルミューダがデザイン、京セラが製造を請け負って開発中のスマホが、11月16日に正式発表されるようです。
全容が公開される前に、今回はディスプレイ側のデザインが公開されました。
こちらが以前公開された裏側の一部。
僕の予想では、プラスチック筐体のタフネス・小型・ミドルスペックスマホでした。
ディスプレイ側にもなにかギミックが盛り込まれるのでは、と思っていましたが、どうやら何もないみたい。
今の所、「これまでのスマホと全く違う。とにかく個性的」と豪語する要素は……個人的には感じていません。
好意的に思っているのは、ディスプレイ周囲のベゼル部分が、1段高くなっているところ。
これがあると、画面が傷つくリスクが格段に低くなります。
裸で使え! という強い意志を感じます。
逆に残念なのは、上部と下部に画面表示がない黒い部分の面積が広いくせに、パンチホールカメラを採用していることです。
ディスプレイを下の余白部分に寄せれば、十分フロントカメラを搭載できるのでは?
ディスプレイに切り欠き(ノッチ)やパンチホールを開けるのは、画面占有率を上げたいからです。
余白が十分に残っているのに、それをやるって、手段と目的が逆転してませんか????
ノッチやパンチホールディスプレイって、技術的に非常に高度で、歩留まりも悪い。故にコストが掛かっているんですよ。画面占有率も変わらない、ただ周りのトレンドを追っかけただけのこの仕様が、デザイン的に良いと思いますか? 美しいと思いますか?
数ヶ月前にPixel5aを買って満足してますが、あっと言わせるような素晴らしいスマホだったら、購入するつもりでしたが……今のところ、かなり購買意欲は下がっております。
ちょっとこれ大丈夫かなぁ。価格で勝負する気はないとのことですし、どこで訴求するつもりなんでしょう。結局これまでの見た目だけのブランドネームで釣るだけのスマホなんでしょうか。今のところ、このデザインではちょっと心配です。
参照-BALMUDA Phone 11.16 Debut | バルミューダ
酷評してしまいました