せっかく新しいテントが届いたのに、例の蔓延防止のせいで、試し張りしかできていません。
今回はキャンプ料理の研究で、デイキャンプしようかな、と思っていたんですが、台風が来てたので、それも断念……いや、本当は現地まで行ったんですが、材料忘れてのこのこ帰ってきました。
今回のメニューは水戻しパスタでつくるナポリタンです。
乾燥麺をそのまま茹でるのではなく、お米を炊くように水に漬けておくことで、まるで生麺のような瑞々しい歯ごたえになるらしいです。
水に数時間漬けておくことで、茹で時間も一分くらいでOKらしいのですが、キャンプ飯としては、茹で汁の処理が問題です。そこで、茹でずに水で戻したパスタをそのまま空の鍋に投入、焼きそばならぬ焼きパスタみたいな感じで作れないか、という実験です。
チャック付きの袋に、パスタと水をいれます。
水……OS-1とか使ったら、吸水良くなるのかな?
バカなので、グリーンダカラを吸水させてみました。
……ちょっとだけね。どうせケチャップで味はわかんないだろうし。
ネタバレだけど、普通に水でいいと思います。
具材を予め切っておきます。
マッシュルーム、ピーマン、ソーセージ、玉ねぎ。
これでオーケー。現地で切り分けない派です。まな板とか包丁とか荷物と洗い物増えますし。
四時間経つと、パスタはやわらかくなっています。もっと長くてもよいらしいです。
キャンプ用鍋は小さいので、乾燥パスタだと折る必要ありますが、水で戻しておくと、このまま投入することができます。
森につきました。
肝心のナポリタンソースを忘れました。
帰ります。
良い運動になりました。
これを忘れました。
油を布いて、具材を炒めます。
ソース投入。
ソースは炒めて、メイラード反応させたほうが美味いらしい。
ペッ、なーにがメイラードだ、傾きやがって、ただのコゲだよ。
水戻したパスタを投入。
一瞬で麺が透き通ります。
ナポリタンの場合、パスタはアルデンテではなく、柔らかめにして、玉ねぎやピーマンのシャキシャキ感を活かすほうが美味いらしいので、アバウトな感じで煮詰めていきます。
盛り付け。
多いな。
せっかくなので、フェルマーの料理に習って、フォークを温めました。
今回、知ったかぶりした知識は、ほぼこの漫画由来です。
では実食!
パスタは、完璧なアルデンテでした(笑)。意図した硬さではなかったんですが、これはこれで美味しかったです。先に麺を投入して、あとから具材のほうが良かったのかもしれません。
調理としては、時短ができ、燃料も節約できますし、茹で汁の問題も解消できて、良い料理のレパートリーだと思います。