※この記事では、公式サイトの画像、動画のスクショ画像を引用しています。
パニックから発売予定の携帯ゲーム機プレイデートについて、知名度はまったくないけど、多分どのメディアよりも更新回数の多い当ブログから、最近のニュースをお届けします。
さて、昨夜ついに先行予約が開始されたプレイデートですが……僕は無念！ ２０２１年分の生産分の予約はできず、２０２２年の出荷分の予約となりました。
カバーとセットで１０００円引きでした。
ちゃんと時間どおりにカートに入れたんですが、なぜか日本への出荷ができないと、エラーになってしまいます。
後に判明するのですが、国際便手続きを外部のプラグインに頼っていたので、それがアクセスの負荷に耐えられず、ダウンしてしまったようです。なので、アメリカでは普通に購入できた模様です。
⚠️今朝スムースにチェックアウトできなかった日本を含むUS以外のお客様に心からお詫び申し上げます。事前に何度も警告していたにも関わらず、国際配送業者のプラグインは負荷が重すぎ停止しました。多くの注文が処理される一方で、処理されない注文も多くありました。オプションを検討していきます。
— PlaydateJP (@PlaydateJP) 2021年7月29日
僕の敗因は、エラーページを何度もリロードしてしまったこと。正解は、住所の入力ページまで戻り、半角を足すなど、住所が崩れない範囲で、入力を弄ってもう一度トライ。すると、うまくいったようです。運のよい人は、エラーにならず、すんなり決済できたみたいですが、ここで諦めてしまった人も多いようです。
だいたい２０分くらいで、２０２１年ぶんはソールドアウトした模様です。
たぶん、パニック側もここまでの需要を予想していなかったのではないでしょうか。
２０２２年分が追加されているのに気が付かず、諦めて寝ようとしたら、ツイッターから２０２２年分が買えますよ、と教えてもらって、カートに入れたものの、今度はクレジットカードが通らない！ 今契約しているカードが一枚しかないため、あせりました。
何度かトライしたら、不正利用じゃないの？ って案内が来たので、本人確認して、何とか決済できました。
久々にMacで通販したのと、海外通販だったせいで、クレジットカードのセキュリティに疑われたのかな。こういうとき、念の為複数枚のクレジットカードを用意するべきでした。
米国では、Google PayやApple Payが使えたらしいので、その点も不利でしたね。
国際配送のゴタツキは、パニック側が再三忠告したにも関わらず、業者がサーバー強化など対応してくれなかったのが原因みたい。
一年待たされたのに、こんなのもう買わないとか、言ってる人も居ますね……。
僕が思うに、今回の問題は、国際配送のプラグインの問題ではなくて、二万台というファーストバッチの数が、てんで見当違いで、需要を満たしていないってことです。
パニックとしては、おそらく今までの動画やアンケート、普段のツイートの反応から、二万台という数を導きだしたと思うんです。
我々が、もっと盛り上がっていれば、パニックはもっとたくさんのプレイデートを発注していたと思うんです。
そして、僕のブログももっと読んで拡散してくれてもよかったはずだー（本音）！！
もう一つの見方としては、どうも今回の予約合戦、転売屋に狙われたようです。すでに海外ネットオークションサイトでは、高額で売り出されています。Steam Deckの二の舞ですね。
パニックとしては、二万台という数は結構冒険で、二万台しかないから、早めに買ってね、とい意図で、具体的な数字を出したのではないでしょうか。今回は、それがよくなかった気がします。
今回、２台購入できたので、一台は自分、もう一台は転売っていう狡い考えの人もいたでしょう。
ツイッターを読んだ感じ、オーダー１６０００番台くらいまで、２０２１年の販売分でした。
だいたい１/３くらいが２台購入しているのかな？
ちなみに、僕は２１０００番台。国際配送エラーとクレカエラーで決済できたのは、予約開始から３０分後でした。一人一台まででも、２０２１年ぶんは購入できてませんね……。
おそらく、すでに２万台の倍以上のオーダーがあるのではないでしょうか。
パニックは、この予想外の反響に、感謝とともにオプションの検討を考えているとしています。
うーん、オプションってなんなんでしょう。
みんなが嬉しい（転売屋以外）のは、増産してくれて、２０２２年予約分が、２０２１年分になることです。
次に考えられるのは、エラー発生した時点で、受注していたとみなし、オーダーが繰り上げになること……これはすでに２０２１年分を買えた人が繰り下がることになるので、納得できないでしょう。
２台購入している人のうち、一台は２０２１、二台目は２０２２年になる……これも納得できないですね。送料はどうなるんだ。
最後は、発売日そのものが遅くなる……個人的には嬉しいのですが、プレイデートはいつでもキャンセルできる商品なので、転売屋のキャンセルが相次ぎ、パニックとしては美味しくない方法です。
いずれにせよ、二万台完売、バックオーダーを多数抱える状況にあるプレイデート、かなりの大成功と言ってもよいと思います。デバイスがたくさん売れれば、そこでゲームを売る開発者もあつまり、ゲームがたくさん出てくるはずです。
今年中に購入できないのは、正直、本当に悲しいですが、長い目でみれば、今回の成功は、ユーザーにも還元されることだと思っています。
