※この記事では、公式サイトの画像、動画のスクショ画像を引用しています。
パニックから発売予定の携帯ゲーム機プレイデートについて、知名度はまったくないけど、多分どのメディアよりも更新回数の多い当ブログから、最近のニュースをお届けします。
昨夜、パニック初のこころみとして、ユーチューブ上で、動画イベントが開催されました。
ブログ記事シリーズ名とイベント名が、微妙に被ってる……。
すでに、商業メディアのほうで、発表内容がきちんとまとめられていると思いますので、僕は発表内容から個別に、個人的に気になったところなどを交えて、ゆっくり紹介していこうと思います(本当は一気に書きたかったのですが、夜勤中で寝過ごしてしまったのと、うれしい悲鳴ですが、単純に発表内容が多い!)
日本語の公式サイトも内容が更新されています。
参照-Playdate(JP)
動画はリアルタイムで見ることができませんでしたが、本当に素晴らしかったです。
約半年間、やきもきしてしまった気持ちが嘘のようです。こんなにたくさんの新情報を、もう少し小出しにしてくれてもよかったじゃん、って気持ちもあります。
ですが、動画の最後のゲーブルさんの「この状況で、とっても大変だったんだぜ」 みたいなため息をしている姿をみると、今、僕はこれまでの態度が申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
まだ動画を見ていない人は、ぜひ。面白く、楽しい気持ちになれるビデオでした。
新しい周辺機器、Playdate Stereo Dock
なんと、本体予約前に、新しい周辺機器が発表されました。
こちらは、充電ドック兼ブルートゥーススピーカーとなるプレイデート・ステレオ・ドックです。
ティーンエエイジ・エンジニアリングによるデザインのキュートな卓上クロック風で、上品なプラスチックによる外装とキュービックなスタイルは、かつてのブリオンヴェガの卓上ラジオなんかを彷彿とします。
動画では、4つの機能が紹介しています。
1-本体収納機能
磁石によって、プレイデート本体の4つのネジのところが心地よくハマって、ホルダーにすることができます。プレイデートには時計機能があるため、卓上クロックのように機能させることも。
パニックは、アップルのアプリの開発会社なので、マグセーフを意識しているのは確か。動画の作りからもそのオマージュが見て取れます。例:世界を変える云々、ワンモアシング……など。
2-充電ドック機能
本体の四隅のネジが充電端子になっていて、ここから給電が可能……あれ? この機能、じつはプレイデートが発表されて、すぐに出たUKのゲーム雑誌エッジ誌に書かれたことでした。
自分も要約を伝えましたが、他に同じ情報がなかったし、グーグル翻訳の誤訳と思ってました。
3-ブルートゥース接続による無線ステレオスピーカー
神戸で開催された体験会で、プレイデートを試して、驚いたのは本体のスピーカーの音量の大きさとクリアさ、そしてその音量にビビらない本体剛性でした。そんな性能の良いスピーカーですが、モノラルなので、ステレオドッグはステレオに強化してくれます。ティーンエイジ・エンジニアリングは、電子楽器メーカーで、ここから出しているラジオ兼ブルートゥーススピーカー(参照-Teenage Engineeringの「OB-4 マジックラジオ」は一風変わった美しいワイヤレススピーカー | TechCrunch Japan)の評価は良いので、こちらのスピーカーの音も良いものになっていると思います。
このアイテムは、ゲーム以外に、プレイデートを机において、仕事や勉強をしてもらいたいという気持ちから開発され、ゲーム以外にも音楽を流せるように、ゲーム以外で初となるアプリ「Poolsuite FM」が発表されました。
本体のキャッシュ容量の関係で、本体はよくあるMP3形式ファイルがそのまま再生できないため、どういうふうに音楽を流すのかきになるところです。
おそらく、無線接続なので、本体を外した状態でも使えるし、きっと他の機器ともつなげるでしょう。たとえば、ステレオドッグをスマホとつなぎ、お気に入りの音楽を流し、プレイデートのマイクからその音楽をサンプリングして音楽を作ったり、音楽でゲームステージが変化したり……ステレオドッグと連携する遊びなんかしたら面白そうです。
4-ペンフォルダー!
最後の機能は、ユニークというか、ちょっと肩の力が抜けるというか……天面に穴が開いていて、そこにペンを立てることができます。
オリジナルのボールペン付き。
発表されたとき、ちょっと吹いてしまったんですが、真面目に考えてみると、プレイデートのクランクって、みんながタッチパネルを触ってばかりいる状況に、危機感を感じたから思いついたらしいです。
このペンも、きっとみんなもっと手書きをしよう、っていうプレイデートの開発コンセプトと根が同じメッセージがあるように思います。
ゲームをしていないときも、プレイデートを机の横に置いておいて欲しいっていう気持ちもあるのかも。
写真を見ると、天面部分にボタン(電源か無線接続用か)、音量調整用と思われるダイヤル、そして謎の穴があります。マイク? 外部入力? 機能の詳細も知りたいですね。
発売時期、価格についての予想
ステレオ・ドッグの発売時期は、近日になっており、どうやら本体と同時発売ではないようです。
気になる価格ですが、希望としては、本体価格以下、100ドル前後が嬉しいですね。
ただ、ティーンエイジ・エンジニアリングのアイテムを考えると、200ドルくらいしそうではあります。本体同時発売ではなさそうな点からも、そこまで数を売ろうという周辺機器ではないような。300ドル以下だったら、個人的には購入を考えています。