インディ・ゲーム名作選を読んだ

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ゲーム音楽ディスクガイドの著者による、２０１０年代を中心としたインディータイトル２５０本を網羅したガイドブックです。

smoglog.hatenablog.com

基本的に、現在入手可能で、日本語翻訳（非公式有志翻訳も含む）されているものが選定されているそうです。ゲームとしてのクオリティはもちろん、個人制作ゲーム史において、見逃すことのできない記念碑的タイトルを収録したということなので、Switchと自作PCを手に入れてから、この手のインディータイトルを手にすることが多くなった僕にとって、こういうのが欲しかった！　と唸った本でした。

なんで、これまでこういう本がなかったのか。

インディーゲームと呼ばれるものは、膨大な数となってしまっていて、毎月大量にリリースされるタイトルに埋もれがちです。前評判どおり、人気になるゲームもあれば、ひょんなキッカケで、過去のゲームが大人気になったり。すべてのタイトルを追うことは不可能なので、こういった本で、レコメンドしてくれるのは、非常に嬉しい。

この本で紹介されているタイトルの数%はプレイ済みでしたが、こんなのあったのか！　と今度遊んでみようと思ったタイトルもあり、あの作品は、これに影響されたのか、と勉強になったり。

本の冒頭で、語られていますが、なにをもってインディーズとするのかは、結構曖昧な部分があり、今回の選定から溢れてしまった、素晴らしい作品もあることでしょう。

Vol.２も欲しいです。

気になる点:敷居が高い、低いって誤用じゃ……