残り10時間で2/3の金額を集めるのは難しかったようです。
昨日記事にした、コレクタブルアクションフィギュア『Age Of Mecha™』のキャンペーンが終了しました。最終日、目標額達成がほぼ無理そうな感じだったので、駆け込みの投資も鈍く、奇跡は起こらず。
teccotoysさんが終了後、ツイートしていて、来年再起を図るとのことです。もちろん応援したいですが、すこし憂慮していることがあり、伝わるのかわかりませんけど、メンションしました。DeepL翻訳ありがとう。
🚀POLL🚀
— TeccoToys (@TeccoToys) 2020年10月29日
Dear supporters, our first attempt at Kickstarter has come to an end. Unfortunately we didn’t reach the goal, but we will have another go warly next year.
help us by deciding which one us your favorite Mech! Just choose ONE and comment by ONLY typing its letter pic.twitter.com/CZ1JcPxJH8
今回の敗因をド素人なのに、上から目線……いや、ここはユーザー目線と言っておこう……で言いますと、目標額に対して、リワード(出資額)の単価設定が低すぎると感じました。
もちろん、クラウドファンディングにどれほど出資者が集まるかは未知数ですが、事前のSNSでの反応・フォロワー数である程度推測することが可能かと感じました。
幸い、今回のキャンペーンで潜在的なユーザー数がある程度知れたと思います。仮に、1400人程度が次回も集まった場合、目標額五千万円を達成する一人あたりの投資額は36,000円程度となっています。この金額、無理な金額じゃないと、個人的には感じました。オリジナルメカフィギュアが欲しいという奇特なコレクターにとって、そこまで高額ではない。
対して、今回のキャンペーンで集まった金額は、一人あたり12,500円程度の出資額に留まっています。今回と同じリワード内容だと、4,000人程度の出資者が集まらないと無理となります。
先のteccotoysさんのリツイートでは、欲しかったロボットの好みについてのアンケートを取っています。僕が危惧しているのは、今回の失敗を製品ラインナップのせいにしていないか? ということです。
僕の考えでは、今回の失敗はリワード内容にあると思います。
一つは、単価が安すぎることです。パイロットフィギュア1体12ユーロ、パワードスーツ兵1体23ユーロ、ロボット1体56ユーロ。これが基本で、あとは同じパイロットフィギュアが複数体とか、ロボット4体とか、高額リワードは、種類が重複する組み合わせだったのです。現状2種類しかないロボットを4体なんて、なかなか選択できません。同じロボットでもカラバリがあるなら良かったけど……。ここは素直に、ラインナップフルコンプセットというシンプルなリワードを用意して欲しかったです。
2つ目、不親切なアドオン方式の採用。要望も多かったのか、アドオン方式で追加の金額を投資することで、個別にアイテムを追加することができたのですが、わかりにくくてアーリーバードで先行して安くゲットできるリワードを手放してしまった人もいたようです。いちいち計算して、出資額を決めるのってフレンドリーじゃないです。アメリカ人の半数は足し算できないんだからさ……(注:これはアメリカ人を馬鹿にしているのではなく、教育制度に地域差・経済格差があるという皮肉でございます)。
キャンペーン期限10日前ぐらいに、8割くらい集まっていれば、違う結果になっていたんじゃないでしょうか。やりようによっては、もう少し善戦できたと思うんです。後から言ってるだけですが……。
次回のファンディングでは、プロジェクト成功させて欲しいと思います。応援しています!!!