※今回の記事はキャンプファイヤーの画像を引用しています。
久々に国内クラウドファンディングを支援しました。
その商品は、蓄光素材を使用した電池不要のグローライトです。キャンペーンサイトでは、釣りや災害時用に使う、ゴミが出なくてエコなライトという触れ込みですが、クリアソフビの中に入れたら面白いかな、と思って支援しました。
現在目標額の12倍もの出資額を得ており、キャンペーン終了は約二週間後となっています。
企画者は、株式会社ブリッジウェルという2019年に創業したばかりの会社で、高輝度の蓄光顔料を扱う化学品専門商社だそうです。
蓄光顔料というのは、光を吸収して暗闇で発光する(Glow in Dark)という特殊な顔料です。
Glow HOTARU 60に使われている蓄光顔料は、一般的なケミカルライトが6時間程度しか光らないのに対して、最長10時間発光するそうです。
しかも発光の強さは、最大で480mcd/㎡で、一般的なLEDライトの50mcd/㎡と比較しても十分な明るさとされています。
蓄光塗料の発光時間と強さは比例するのですが、調べてみると他社ではもっと長い間発光するという製品もあります。この製品が最強という訳ではないようですが、こういう切り口で製品化しているものが見つかりませんでした。蓄光塗料を評価するのに、耐久性などもあってそれだけで良いとは一概に言えませんが。
ちなみに、mcd/㎡(ミリカンデラ)という聞き慣れない単位ですけど、よく聞く明るさを示すルクス(照度)が「光源によって照らされている面の明るさ」であることに対して、光源が「どれだけ明るく見えるか」を表す値だそうです。太陽そのものの明るさ(ミリカンデラ)か、それに照らされた地面の明るさ(ルクス)の違いかな? 5~200mcd/㎡あれば、文字が読める程度明るいそうなので、480mcd/㎡は相当な明るさと言えそうです。60分後には150mcd/㎡になるんですけど、どんどん光が弱くなるのは蓄光の宿命でしょう。
チャージには、日光が1分から5分、LEDライトなら10分、蛍光灯なら20分必要みたいです。スマートフォンのフラッシュライトでもチャージ可能。
リターンは3種類あります。
- ハードタイプの6センチのGlow HOTARU 60が二本
- 柔らかい紐状で1メートルの長さがあるGlow HOATRU Flex
- Glow HOTARU 60×5と1メートル以内で任意の長さGlow HOATRUのセット。柔らかいタイプではないです。
【釣り人の僕らが出来ること】
— 化学品専門商社の株式会社ブリッジウェル (@BridgeWellJP) March 18, 2020
釣りが大好きだ。
だからこそ釣り場のゴミを本気でなくしたい。
もう使い捨てはやめよう。
釣り場に優しいことを考え、行動を始めよう。
Glow HOTARU 60:
電池不要。最長10時間発光。何度でもくり返し使える。#glowhotaru pic.twitter.com/qzR2ZfQTf7
【🔥キャンプ好き必見】電池不要・くり返し使えるエコライト「Glow HOTARU 」に柔軟性をもつFlexが登場❗️
— 化学品専門商社の株式会社ブリッジウェル (@BridgeWellJP) April 26, 2020
💡くり返し使えるため経済的
💡最長10時間、一晩中発光
💡電池不要のためメンテナンス不要
ケミカルライトに代わる次世代のグローライトを試してみませんか❓https://t.co/FMySJNvBSD pic.twitter.com/PTGNgOoH7o
製品情報・仕様 [Glow HOTARU 60]サイズ:約60mm X 5mmφ
重量:約1.6g
容器の素材:ABS製品情報・仕様 [Glow HOTARU Flex]
サイズ:約100cm X 5mmφ
重量:約26.5g
容器の素材:ウレタンの予定です(選定中)
※重量は容器の素材により変動する可能性があります。製品情報・仕様 [プロダクト共通]
発光時間:最長10時間
残光輝度(暗転から20分後の発光の明るさ):480mcd/㎡
残光輝度(暗転から60分後の発光の明るさ ):150mcd/㎡
※発光時間と残光輝度(時間経過に伴う発光の明るさ)は完全励起状態からの数値です。
※残光輝度(時間経過に伴う発光の明るさ) は時間の経過とともに低下します。
自分は、Glow HOTARU 60とGlow HOATRU Flexをそれぞれ選択しました。
ブリッジウェルの製品は、普通にAmazonでも購入できます。もしかしたら、今後はソフビの成形顔料にも高輝度なものが使われるかもしれませんね。
参照‐【釣り人必携】くり返し使えるグローライト「Glow HOTARU 60」 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)