12月12日に日本語対応したPS4 版が発売して、PC版は秋にアップデート対応と告知されていたにも関わらず、1月30日までアンロックされなかったサードパーソンシューティングゲーム「コントロール」。
選択できないだけで、日本語そのものは収録されていたので、業を煮やして、非推奨の方法でデータを弄ってプレイしてクリアしました。
ゲームそのものは面白かったんですけど、アンロックされるまで、どうしてここまで時間がかかったのか、また最高のクオリティを目指したと言うローカライズの質が悪かったのも残念ポイントでした。
導入部分の意味がわからん! という方はこちらを参考にしてください。
日本語アンロックのタイミングで、もしや本当に日本語翻訳の品質がアップしているかもしれない、とチェックしてみることにしました。
新しいゲームを始めると、進行状況が上書きされると忠告されますが、どうやら手動セーブをしない限りは、進行状況が上書きされることはないようです。
結論なんですけど、ぶっちゃけ大きな違いはなさそう。
最初はわかりやすくなってる? と思いましたけど、二週目なので背景とかキャラの性格とかわかっているから理解できるだけと感じました。
走ってる時にスティック押し込みでダッシュ。
……は毎度笑う。
移動中にスティック押し込みでダッシュが自然かな……。
最初の一言はオネェ言葉な前局長のトレンチ。
英語には男性言葉、女性言葉というのが希薄なので、翻訳者がきちんとキャラクターを把握していないと、こういうミスが出てくるみたいです。こんなのはテストプレイですぐに分かるし、チェックが甘いと思うな。単純なテキストデータなので、修正も簡単だと思うのですが……。
このセリフの意味がわかりません。
うーん、自分に言い聞かせて強がっているのかな?
ハッピー? って疑問形にすると、状況によって「君は満足したかい? (僕は少しうんざりしてるけど)」になるらしいですけど、そういう普通には翻訳できない感じのニュアンスがあるんじゃないかって思ってしまいます。
翻訳自体は変化していませんが、黒塗り部分で、微妙な違いが確認できました。
黒塗り箇所の長さが違う……? この黒塗り部分って一応文章としてデータが存在するのかな? こんな意味のない部分を修正しているとは思えないので、変数かなにかで自動で変化しているように思います。
久々にプレイしてみたら、やっぱりプレイフィールは良好で、面白かったです。当初苦戦していたバトルも、手慣れたものでサクサクと進めることができました。
一応クリアはしているんですが、ジュークボックスとか、サイドミッションとかはクリアできていません。カメオ出演しているコジマ監督にも逢えていませんしね。
無料DLCもあるみたいなんですけど、こちらはまだ翻訳できていないみたいです。
そういえば正式発表ではないものの、映画化の話も進行中のようですね。正直、よくできた面白いストーリーというより、超能力と銃撃がシームレスに連動するバトルが面白いゲームという印象ですが、映画としてちゃんとクオリティの高いライティングがされれば、話そのものも面白くなるかもしれません。