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来年発売予定のアンドロイドOS・2画面スマホSurface Duoが気になる!

先日のマイクロソフトのイベントにて発表された、来年のホリデーシーズンに発売が予定されているサーフェスデュオに期待しています!


Introducing Surface Duo

サーフェスデュオは、分割2画面ディスプレイを採用したアンドロイドOSのスマートフォンです! マイクロソフトは、スマホじゃないよ、と言ってますけど、ここではスマホと呼びますね。昔、ソニーがPS3はゲーム機じゃないと言ったのと同じ感じだと思います。

まず驚きなのが、ウィンドウズじゃなくてアンドロイドを採用したってこと! マイクロソフトはあらゆる機器をウインドウズ10で動かす、という戦略を打ち立てていたんですが、失敗を潔く認めて、モバイルからは撤退したんですけど、まさか再起を賭けてアンドロイドを採用するとは! この柔軟さに驚きましたし、嬉しく思いました。

来年の発売までまだ丸々一年あります。サムスンなどの折りたたみスマホがすでに発売していますが、キワモノカテゴリであることは間違いなく、まずは一般の反応を見て、一年かけてじっくり作り込んでいくという感じでしょうか。

以下、僕の注目している点、懸念点をつらつらと書いていきます。

ディスプレイについて‐分割2画面の意味

コスト面の優位性

Surface Duoは2画面分割式です。最近発売したギャラクシーフォールドと違って、ヒンジでつながったディスプレイで、完全に分割しています。

ディスプレイならびに背面は、ゴリラガラスみたいです。ギャラクシーフォールドのようなフィルムではないため、耐久性も問題ないでしょうし、ディスプレイも従来の方式なので、価格も折りたたみディスプレイほど高価ではないでしょう。

 

真のマルチタスクデバイス

マイクロソフトが言うには、Surface Duoをスマホと言わないのは、通話しながらなにか作業をするデバイスだからだそうです。

スマホといえば、簡単な作業しか今までしませんでしたが、意外と2つのアプリ間を行き来するケースが僕の場合増えてきました。

海外サイトをブラウジングしつつ、翻訳する。元写真を脇におきつつ、画像編集。たくさんの項目を単純にコピペするのもいちいち移動しなくてもいいので楽です。ゲームのオートモードを脇見に、攻略サイトで調べ物。大きなディスプレイと考えるよりも、マルチディスプレイとして使うのが、結構便利だと思うんですよね。

 

360度開閉

このギミックは、折りたたみディスプレイでは不可能です。これによってカメラは超強力な一台だけで十分になります。

 

ディスプレイサイズ

片面5.6インチ、両面合せると8.3インチとなる巨大なディスプレイ。しかも注目はアスペクト比です。最近のトレンドでもある縦長ではなく、馴染みある4:3を採用しています。ギズモードのインプレッションでは、折りたたんだ状態でiPhone 11 Proを重ねたところ、iPhoneより少し厚みがあり、幅も大きいが、重さは変わらず、スマホとして使うのに違和感はなさそうとのことです。

「Surface Duo/Neo」ファーストインプレッション:Galaxy FoldやMate Xと違う思想。要は「大きな画面」のために2画面したわけじゃない | ギズモード・ジャパン

 

ディスプレイが液晶ってホント???

気になるのが、このディスプレイは有機ELなのか液晶なのか、です。バッテリーライフを気にするなら有機ELが嬉しいのですが。

アスキーの記事では、あの石川温さんが現地へ足を運び、Surface Duoは液晶と記事に書いていますが、他にソースを見つけることができませんでした。iPhoneは日本では流行らない、Pixel3は単眼カメラなのが残念と書いたあの石川温さんなので、おそらくディスプレイと書くところを液晶と書いてしまったのではないでしょうか。できれば有機ELが嬉しいです。本体を薄くするためにも有機ELの採用が望ましいように思います。

ASCII.jp:マイクロソフト「Surface Duo」が欲しくなったワケ (4/4)|石川温のPCスマホニュース解説

 

OSのバージョン

アンドロイドはディフォルトで2画面に対応しているみたいなんですが、なんらかの独自カスタマイズは入るはずです。そうなってくると、OSのメジャーアップデートをすぐに対応することは難しくなってくる。

個人的には常に最新バージョンを使いたい。

ここはちょっと気になる点です。

発売時はしばらく旧バージョンかもしれませんね。

 

ケース付けた状態で折り畳めるか?

スマホは裸族だったのも今は昔。どうせ落下して割ってしまうので、最初からケースは付けます。懸念としては、ケース付けた厚みがでるので、その状態で折り畳めるのでしょうか?

ケースはメーカーにとってもドル箱だと思うので、キチンと対応すると思うのですが。

今回は、ケースだけではなく保護フィルムもつけるべきかなぁ……。あれだけは見た目悪くて嫌なんですよね。

 

バッテリーライフへの期待

ヒンジで分割された片方を丸々バッテリーに使えば、大容量となりそうです。

 

端子はUSB‐Cっぽいですね。プロトタイプではイヤホンジャックは見当たりません。拡張性を狙って2ポート採用されたら面白いなぁ、なんて。

 

認証システムについて

ロック解除する認証システムは何が採用されるのでしょうか? プロトタイプでは、指紋認証できそうなディテールはありませんでした。背面につける場合、折りたたんだ状態では使い勝手が悪そうです。

ギャラクシーなどに採用されたディスプレイ内蔵の指紋認証でしょうか? それともカメラによる認証?

折りたたみスマホという新しいデバイスに一番適した認証システムが採用されると良いですね。

 

価格について

この端末は幾らになるんでしょうか? ギャラクシーフォールドのような2000ドル超えは勘弁願いたいところ。

ディスプレイについては、既存の技術でまかるので、価格は抑えられそうです。

プロトタイプのチップセットは、現世代最強のスナップドラゴン855が採用されているみたいです。正式バーションでは、ここは刷新されて次世代フラグシップが採用されるかもしれませんね。

マルチタスクを多様する(したい)ので、RAMは大きく6ギガ、8ギガ積んでほしいところ。

そう考えると、現状のハイエンド機の価格帯、1000ドルから1300ドル辺りが妥当でしょうか。

ニッチな製品になると思うので、もしかしたらギャラクシーフォールド並みの価格になるかもしれませんね。勘弁してほしいけど。

 

日本で発売されるの?

これが最大の懸念です。

日本人の新しもの好きに期待して、いきなり日本でも発売してほしい。

FeliCa対応など凝ったことをしなければイケるかもしれません。

発売して欲しいなぁ!!

 

 

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