昨日、公開されたAndroidの最新メジャーアップデートAndroid10にPixel3をアップグレードしました。今後はアルファベットの名前のお菓子のコードネームにする習わしは廃止にするそうです。頭がQのお菓子が思いつかなかったって理由ではなくて、アルファベットの順番がどの国も同じではないからって理由らしいです。日本ではアンドロイド「キュー」なのにバージョン10でわかりにくかったですし、まあ、個人的には良いんじゃないでしょうか。
iPhoneからPixel3に機種変して初めてのメジャーアップデートです。過去にもアンドロイド4くらいのときに試しで買ったことがあるんですが、グーグル社外製の端末だったので、結局バーションアップできなくて、なんじゃそらって思いました。今回はPixel3なのでいち早く試すことができます。
今回搭載された新機能は結構地味めで、しかも機能のいくつかは随時追加されていくみたいです。
mobilelaby.comこちらのサイトで綺麗にまとめられてある新機能で、良かった、気になった新機能・変更点を紹介します。
ダークテーマ
今回のアップデートで一番大きな変更点ではないでしょうか。特に有機ELディスプレイの場合は、ダークテーマで黒地の部分が増えると、その部分は発光しないため、省エネになりバッテリー使用量が減ります。最大で40%ほど省エネに繋がるとか。
ただし、ナイトモードが適応するのは、グーグル社内製アプリの一部に留まります。個別のアプリについては、個々で対応する必要があり、それほど効果あるのか、ちょっと疑問ではあります。
アプリから離れず設定変更できる「設定パネル」
自分は、ポッドキャストをカーステレオにブルートゥースでつないで通勤するのですが、なぜかエンジンを切っても車との接続の設定が残ったまま、携帯のスピーカーから音がなりません。こんな時、音量を長押しして設定に飛び、設定変更するのですが、画面がジャンプするのが地味にめんどくさかったので、ポップアップウインドウで設定できるのは地味だけど便利……ってエンジン切ったら自動で内蔵スピーカーに切り替わればそれが一番じゃん。
ジェスチャーナビゲーションと2ボタン/3ボタンナビゲーション
UIを別途用意せずに、ジェスチャーで操作させて画面をスッキリさせるというのは、現在のトレンドなんですが、問題なのはそのジェスチャーがアプリ間でバッティングシてしまう場合です。例えば、アプリ切り替えのジェスチャーが、ブラウザでは戻るのジェスチャーだった場合など。
今回、昔ながらのアプリ切り替えボタンが復活。Windowsにおけるスタートボタンの復活みたく、やってみたけど不評だからやっぱなしね、っていうのはダサいよな~。完全に消さずにオプションとして残すべき。
自分は、2ボタンに慣れているので、不要でした。
動画などに字幕を自動付与する「Live Caption」(秋提供予定)
動画だけではなく、音楽やポッドキャストにも対応するようです。グーグルっぽい機能。日本語も対応するのか?
以上、Android10の気になる新機能でした。
良くも悪くも「すっげー!!」ってなる機能はありませんでしたが、最新OSをすぐにアップグレードできるのがPixel3の良い点。一日使ってトラブルなく安定しています。決済系ではD払いが動かないようなので、その点は注意が必要ですね。