9月25日に開催されたオキュラスの基調講演のニュースの僕なりのまとめです。
参照:Oculus Connect 6 | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報
VRの分野は大きな明るいニュースを最近は聞かなかったのですが、今回はかなり興奮しています。ハードウェアの発表は、しばらくストップすると前回言ってましたし、全然期待していませんでした。フェイスブックも相変わらず不信感ありますし、創業者全員旅立ってしまいましたし……。
今回のニュースで気になったトピックは4つです。
- OculusQuestのPC接続「Oculus Link」
- リフトSとQuestのコントローラなしのハンドトラッキング
- GOのタイトルがQuestに、同名タイトル所持者は無料アップデート可能
- 次世代VRヘッドセット「Half Dome」
OculusQuestのPC接続「Oculus Link」
スタンドアローン端末だったOculusQuestとPCをUSB‐Cでつないで、有線VRヘッドセット化できます。
Oculus RiftSの立場は……。もともとリフトSって内容の割には高価な印象でした。なぜかQuestのほうがディスプレイ解像度が高いのが疑問だったんですけど、もしかしたら最初からこういうシナリオだったのかも。
疑い深い見方ですが、リフトSの価格設定って、Questの利益を補填する設定だったのかも……フェイスブックならやりかねない……。リフトSを購入した方は、ちょっと可哀想かもしれません。おそらく、リフトSは近日中にディスコンするか、価格改定されるのではないでしょうか?
VIVEコスモスの価格が想定以上に高価なうえ、「ユニークなモバイルユース」が発売半月を切っても明らかにされないので、俄然Questが購入候補になりました。
リフトSとQuestのコントローラなしのハンドトラッキング
ポジショントラッキング用の外部カメラを使って、装着者の手をスキャニングして、その動きをトラッキングできるそうです。
これはQuest、リフトS両対応するそうです。
この方式の画期的なのは、別途コントローラを必要としない点です。未だに日本未発売のインデックスコントローラは、コントローラだけで3万円ほどしますので、それだけでコスパが良い。故障することもありませんし、充電などの必要性もありません。
デメリットとしては、ボタンを押すフィードバックが得られない点です。しかし、これは工夫できそう。
コントローラなし、手ぶらの操作が可能なら、マイノリティ・リポートのようなハンドジェスチャーでのブラウジング、アイアンマンのスーツ作成のようなUIが現実のモノとなります。
さらにその先の技術を妄想します。
手以外のものをカメラが認識することができるようになればどうなるでしょうか。
例えば、キーボードを認識すれば、ヘッドセットを外すことなく、手元を確認しながらキーボードを叩くことができます。このキーボードは、ただのモックアップで電源不要でも入力可能なんです。
HENTAI JAPAN的には、オリエント工業の人形の体を触ったら、VR上のキャラクターが反応するとかね。
触感を現実世界のもので補完するというVR体験は、既存のARともMRとも違うものとして発展しそうです。
GOのタイトルがQuestに、同名タイトル所持者は無料アップデート可能
GOユーザーには嬉しいニュースです。
僕の場合、現状GOが埃かぶった状態で、東京クロノスとか遊びたいタイトルはあるものの、GOでしか遊べないのが勿体なくて購入まで至っていません。GO版買っておけばQuest版もダウンロード可能、Quest版はデスクトップ版も遊べるので、同じタイトルを二重で購入しなくて済みます。
ストアが統合されて、GOのアプリの現状一部ですが、Questでも使用可能となります。
また、今回次期Questが開発中であることも明らかになりましたが、Oculusは下位互換があることを強調していました。つまり、旧世代の機種もサポートが切れずに長く遊ぶことができ、アップデートしても所有しているソフトが変わらず使用できるということです。
次世代VRヘッドセット「Half Dome」
新製品発表はストップすると言っておいて、次世代機のプロトタイプのお披露目はサプライズでした。
超小型化という単純明快なコンセプトです。
現状のプロトタイプで、現行機の1/3程度の大きさになっています。
素晴らしいですね。あとは価格がもっと安くなれば嬉しい。
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