HZ3 Softwareさんによる新作アクションゲーム「Kinesis（キネシス）」 が、インディーゲーム販売サイト「itch.io」にて22日より販売中です。Win/Mac版あり。価格は1.99ドル（約220円）から。
参照−Kinesis / キネシス [1.0.0] by yuta
ゲーム概要
ステージクリア型の2Dアクションゲーム（全36ステージ）。
主人公のサイコくんは、超能力を使うことができます。
超能力は、使用制限なし、ワンボタンで発動でき、３つの効力を発揮します。
- 無敵状態になる
- 宙に浮くことができる
- 重力の方向を方向キーで左右に90°傾けることができる
たったひとつのアクションで沢山の効果を発揮することができ、あとはジャンプと移動だけです。凶悪なトラップを突破し、ステージクリアを目指します。
魅力1：少ないアクションで豊かなゲーム性
超能力はワンボタンで発動でき、使用回数や時間制限はありません。じっくり悩んで（後々悩めないステージが出ますが……そこで詰まりました）プレイできますが、だからといって簡単ではありません。
ちょっとした操作ミスが命取り。
赤いブロックにふれると一撃死です。復帰はすぐなので、「んチクショー！ ……もう一回！」となります。
ステージを進めていくと、トラップはだんだん凶悪になっていきます。
超能力を発動すると、サイコくんは無重力状態になります。重力方向を回転させ、タイミングを見計らって能力をストップ！ 落下スピードを利用して一気にトラップを回避します。
超能力発動中は無敵状態になるので、こんな状況でもギリギリミスを回避できます。
落下中に能力発動！
このまま赤いところに触れたらミスです。
重力方向を回転して回避！
このプレイフィール、若い人はわからないかもしれませんが、電流イライラ棒です。
トラップのギミックも、それを彷彿とします（笑）。
能力制限がないなんて、簡単なのでは？ と思うかもしれません。
このステージの、この1つ目悪魔に出会うまでは……！ こいつ、サイコくんを追跡してきます。超能力発動は、宙に浮くだけで時間が止まるわけではないので、発動していると完全に同じ位置に。能力をストップした瞬間……！
ボーン！！
まだステージは、後半戦が残ってるので、歯ごたえあるアクションゲームに思いました。
魅力2：アートスタイル
前作「ストレンジテレフォン」や「バタガチャ」に通づる、サイケデリックでどことなく退廃的な雰囲気のするピクセルアートが大変魅力的です。
フルスクリーンで遊ぶと、チルトシフトレンズで撮影したかのような周辺がぼやける演出がされています。歪曲のブラウン管で遊んでいるような、ノスタルジックな印象です。
回転中は、画像自体が回転するのではなく（詳しくないんですが、スプライト機能って言うんでしたっけ？）、ピクセルひとつひとつが動的に動いています。
最初、斜めのときにジャギるのが、どうも気持ち悪く感じたんですが、ダイナミックに重力をコントロールするパワーを演出しているのかなぁと、今は好意的にみています。
魅力3：いろいろなモードが追加されても面白そう
クリアしてないので、もしかしたら隠し要素があるかもしれません（タイトル画面のスイッチが怪しい……）が、いろいろモード追加しても面白そうです。
超能力使用回数が制限された詰将棋モード。超能力使用時間に制限あり（ゲージがある）、宙に浮いてられる時間があるモード。ステージクリア時間制限があるモード。ステージを作れるエディットモードとか。
まとめ
HZ3 Softwareさんの新作「キネシス」でした。
お値段はかなり手頃で、シンプルでとっつきやすいアクションゲームでした。
あ、クリアしたステージから脱出したいときは、一回死んで「EXIT」するとターミナルステージに戻れます。
iOS/Android版も予定されているそうです。
すでに次回作に着手されているとのこと!
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