当ブログでも先日記事にしたCD Projekt REDのオープンワールドのアクションRPG「サイバーパンク2077」(PC/PlayStation 4/Xbox One発売予定/発売日未定)のプレイの模様を約50分にわたって収録した最新デモを公開されました。
いままで謎に包まれていたゲーム内容・システムが、まだ最終仕様ではないとは言え、端的にわかる非常に貴重な映像となっています。
プレイモードは英語ですが、ナレーションは日本語字幕がつけられているので、未視聴の方はぜひ。
この動画ですが、実は6月のE3の時点で、メディアやプレス向きには公開されていたものです。様々な部分で調整や変更が行われて製品版とは異なるため、一般公開はされない予定だったようですが、なぜこのタイミングで公開されたのでしょうか?
僕が6月に記事にしてから、いまだに発売日は公開されないものの、いくつかアップデートがありました。
まず、一番大きなニュースは、まだまだ細かい部分で作り込みが必要なものの、最初から最後まで通しでプレイが可能な状態である、ということ。
とても良いニュースなんですが、それでもリリース日を公開しないのはどうしてか、と考えた時、今回のデモ公開と合わせて考えた結果、推測してみました。
今回のデモ公開の目的は、ユーザーからのフィードバックとしています。
つまり、このデモを見て、ユーザーからの大きな批判がなければ、この仕様で固める方向にしようとしているのではないでしょうか。そうであれば、大きな仕様変更はこれ以降はなく、発売日が近い時期に発表されるのでは、と自分は見ています。
一番大きな意見としてウィッチャーシリーズのように、3人称視点を追加してほしいとのことですが、意見が多数を占めるにかかわらず、再三一人称RPGとアナウンスしている以上変わらないのだと思います。
一人称固定は、没入感を高めるためとしていて、確かにUI表示などは、サイボーグらしいと思いますが、その一方でカットシーンや車の運転中などは三人称視点を採用するなど、メーカーの論を頭から信じる気持ちにはなれていません。没入感を押すなら、ブレードランナー2049の盲目のCEOウォレスのようなドローンを使った遠隔視点というギミックがあってもいいのでは。
自分もかなり残念におもっているのですが、これだけ念を押すのですから、この仕様で納得させるだけの仕掛けが用意されていると期待しています。
さて、ここからは実際のプレイデモからキャプチャした画像を元に、注目点などを上げていきたいと思います。
このゲーム、テーブルトークRPGが原作とあって、かなり細やかなキャラクターメイキングが可能になっています。
この部分だけでも先行配信してほしいですね!!
これだけでもフィードバックしておこう。
外見や能力値以外に、バックストーリーも決定できるようです。
ひとつひとつじっくり見ていくと、画面の左半分は、名前やIDなどの個人データのようです。どんな名前をいれても、通称はV(ヴィー)になるのは既出どおり。
生年月日を見ると、このキャラクターは22〜23歳のようですね。
その他は、
PRIOR CONVICTIONS 前科
EDUCATION 知識、技能
DETAILS IN BRIEF 簡単な詳細
……と並んでいます。あ、翻訳はグーグル翻訳と英語赤点常連の僕の意訳なんで、あんまり参考にしないでください。
ここは、ゲームプレイを進めるうちに書き込まれていく部分かな?
簡単な詳細はクエスト達成度とかが書き込まれるのかな?
右半分は、BACK STORY で、キャラクターそれぞれに背景をつけれるみたいです。
3つ並んでいる一番上、CHILDHOOD HERO(子供の頃のヒーロー)は、アーティストなど好きな人を決定するみたいです。これってMOTHER2にもありましたよね! これだけでもグッと来ちゃうなぁ。選択したヒーローによって、同じ趣味のNPCと仲良くなったり、ストーリーにヒーローが登場した時に話が変化したりするのかな?
二番めは、KEY LIFE EVENT (重要な出来事)とあります。
RAN AWAY FROM HOME 家から逃げた
FIRST BIG KILL 最初の大きな殺し? わからん
DEATH OF SIBLING 兄弟姉妹の死
……の3つの項目。これは過去の出来事ですね。
最後はWHY NIGHT CITY? (なぜナイトシティに来たか)
UNFINISHED BUSINESS 未完の仕事
EX-LOVER IN TOWN この街に恋い焦がれていたから
SOMETHING TO PROVE なにかを証明するために
この項目は、目的につながるバックストーリーに思えます。
最初の「未完の仕事」は、大きなクエストを達成することが目的という感じです。
次の「この街に恋い焦がれていたから」は自由度が高そうな選択肢ですね。
最後の「なにかを証明するために」は2番めの項目「KEY LIFE EVENT (重要な出来事)」との合わせて考えるべきかも。
たとえば、「兄弟姉妹の死」を選んだ場合、その真相を探るとか。
さて、キャラメイクも終わって、ここから実際のプレイデモ。
一番うれしかったのは、このシンプルな画面UIです。
リビングTVでもプレイはちょっと難しそうなフォントサイズですが、性と暴力をクローズアップした大人のゲームなので、そのシーンは想定されてないのかも。
マップ画面は表示されず(サイバーウェアや技能で追加できるのかな?)、ウィッチャーというよりスカイリムのように、コンパス表示のようですね。
FPSのようですが、ダメージポップアップがあります。
ガンはフルオートで、結構な数の弾を命中しないと敵を倒せません。
エイムが苦手の人でも、弾丸が追尾していくチートな銃があります。
適当に狙っても、弾丸が二手に分かれて敵にヒットしています。
戦闘という手段以外に、敵の頭の中にハッキングして無力化したり、ネゴシエーションして事件を解決するなどの方法もあるようで、FPS苦手でも大丈夫そうです。戦闘縛りプレイができるくらい自由度あったらいいなぁ。
このゲーム、現行機(PS4やXboxOne)で発売予定らしいんですが、街の作り込み、人の数が凄まじいですね。
ちなみに、今回のデモで使われたPCのスペックは、CPUがIntel i7-8700K 、メモリ32GB、GPUはGeForce GTX 1080Ti、ストレージがSamsung 960 Pro 512 GB M.2 PCIeとあります。だいたい20万円くらいのハイエンドな構成。でも、製品の発売時期によってはミドルクラスくらいになるかもしれませんね。
参照-『サイバーパンク2077』ゲームプレイデモに使用されたPCのスペックが明らかに
ちなみに、ゲームのロードは初回起動のみで、広大なオープンワールド世界をエリアをまたぐ際にもロードなしでシームレスに移動できるそうです。まじかよ。
デモシーンでは、このおっぱい丸出しになる部分とか、コンシューマ機では修正をさけられなさそうですね。この氷の表現はちょっとしょぼかったです。
サイバーパンク世界らしく、看板に日本語が。
英語版なのですが、広告アナウンスの一部が日本語だったりと面白いですね。
クエスト成功後に、街でナンパしたのか、男娼を買ったのか。相棒のジャッキーはビジネス上のパートナーのようです。キャラを男にしたり、同性愛者にしたりすると変化するんじゃないかな?
ちょっと気になったのは、自室がすごくいい部屋じゃないですか?
相棒のジャッキーの車も高性能なスーパーカーのようです。
もっと最底辺のクソ溜めから這い上がるって感じが良かったな、と思いました。
サイバーウェアの施術シーン。
映画のワンシーンのようですが、毎回は冗長かもしれません。どうなるのかな?
カーチェイスシーン。イベントは、スカイリムの野良ドラゴンのように、突発的に起こる場合もあるみたいです。
気になる点は、とりあえずこんな感じかな?
はやくプレイしたいですね!
IGNジャパンさんによる解説動画
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