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ミロクトイ / DR.ミロク・パワフルロボットシリーズ ドーピングマッシヴアタック[オオクワガタカラー]

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MIROCK-TOY / Doping Massive Attack[Dorcus color]

Dr.ミロクシリーズに新たな展開となる(第3章?)「パワフルロボット」の第一弾、「ドーピングマッシヴアタック」です。

このシリーズは、おそらくスタンダードサイズ(約20センチ以上の大きさ)の大きなロボットが展開していくみたいです。

今回も未塗装2種が抽選販売されました。新作はまず未塗装2種リリースするというのが定番となりそうです。

 

今までDr.ミロクシリーズは、あくまでカタチを重視していると感じていて、パーツ分けは抜きの問題上のもので、可動に重きを置かれていなかったように思います。しかし、要望として首と肩の可動があればという声を目にしました。そんな声に答えたのでしょうか。サイズも大幅にアップ、究極のマッシヴアタックと言っても過言ではないでしょう!

 

当初名前がドーピングマッシヴアタックと聞いて、「あんまりカッコイイ名前じゃないな〜」なんて思ったのを告白いたします。しかし……! 今思うと、この名前、凄く深いのです。

いわずもがな、ドーピング行為というのは、薬物や物理的方法を隠蔽して用いる行為です。スポーツ競技などにおいて、フェアプレイの公平性を損ない、使用者の心身に悪影響を及ぼす副作用があります。仏をモチーフとするマッシヴアタックが、このような業を背負ってまで敵対しなければならない強敵……そして使用後のリスクなど、物語性を膨らませる良いネーミングと考えを改めました。

 

全高約25センチ。

パーツは9パーツ。

成型色は非常に濃い茶色です。

 

 

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まずは無印のマッシヴアタックと比較。

見比べると、旧マッシヴに施された工夫を発見できます。

おむすび型のプロポーションが、パースかかってより巨大なロボットのように見えるように工夫されているように感じました。

こちらのマッシブ・アタックもやっぱり好きですね〜。

 

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禁じられたドーピングによって機体はここまで肥大化……。

 

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いかり肩のラインが僕は凄く好きです。

 

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待望の肩可動。

カンチャクの軸が直角ではなく、少し傾いているのが独特です。

 

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ヒロイックなポージングができるようになりました。

 

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裏面。

 

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首も可動しますので、裏面の三天皇の顔を表に向けることもできます。

シリーズが異なりますが、サレンダーズのカルガルーと同じギミックですね。

 

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顔。

表情は憤怒のそれです。

ドーピングにより興奮状態という感じ。

 

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捻くれた角が外装を突き破っています。

ひび割れて、ドーピングが良い効果だけでは無いことを示唆しているかのよう。

 

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無秩序に伸びる角。

制御できていない感じ。

 

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裏の顔も怒り。

 

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左腕の刀の龍の素晴らしい造形。

刀身にまで血管が浮いています。

 

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さらに大型化したカニバサミハンドから、やけに艶のある手が生えました。

「超」と彫ってありますが、スーパーマッシヴアタックとかハイパーマッシヴアタックという名前にしなかったところが、改めて凄い。

 

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両肩には「マ」と「み」平仮名片仮名を使用するのが、良い意味で脱力感あって良いです。

 

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胴体の獅子。

胴体ぶぶん、なんとなくデコトラとか重機っぽいディテールを感じます。

あばらの部分の深い彫り込みがカッコイイ。

 

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下半身。

股間の砲身横のラジカセっぽいディテールはミロクマルを連想しますね。

屏風のアーマーの柄は、鶴と松が細かく彫ってあってあります。

両足は和のモチーフが少なくて、近代っぽい印象。

 

とにかく細かいディテールの嵐なので、未だに新しい発見があります。

あ、ここに狛犬いる! とか、ここにも「マ」の文字あった、とか。

無印マッシブと見比べると、面白いです。

同じマッシヴ・アタックと感じる部分、異なる部分。

 

最後に、Dr.ミロクシリーズと言えば、組み換え。

いろいろ試してみましたが、セベックとは組み換え可能でした。

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次なるパワフルロボットの原型も発表済み、さらにゾクゾクと出て来るようなので、こちらのシリーズも楽しみです。

2〜3パーツの小さな作品も凄く好きなので、こちらも引き続き展開して戴けると嬉しいですね!!

 

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