ホリパッド アルティメット
まさかの3回連続ゲームネタ。
前々回の記事でちょっろっと書いたのですが、ゲームコントローラをゲットしました。一応、公式ではApple Storeのみ流通するゲームパッドで、Amazonのリンク貼っといてなんですが、Amazonで買うと割高なので、Apple Storeで買いましょう。僕は数年前の初売りで、パソコンを購入した時に付いてきたギフトカードの残高が残っていたので、それで購入しました。今のコントローラってお高いんですね! ギフトカードが残ってなかったら、買えなかったな……。
Apple公認 HORIPAD ULTIMATE ワイヤレス Bluetooth ゲームコントローラー iPhone/iPad/Apple TV/Mac MFi対応
- 出版社/メーカー: HORI(ホリ)
- メディア: エレクトロニクス
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ホリと言えば、昔からコンシューマ機の周辺機器を販売する老舗メーカー。僕もスーファミの連射パッドや、変わり種で片手で操作できる(操作が難しくて、使いこなせなかったな〜)コントローラなどを持ってました。
今回ゲットしたホリパッドアルティメイトは、iOS、tvOSに完全対応したMFI認証品であること。さらにMacとも互換性あり(Winとは無理のようです)。前々回記事にもしたハイパーライトドリフターでも使おうと思ったのですが、それは記事の最後にオチがあります。
仕様は、ブルートゥースによる無線コントローラで、バッテリ内臓です。約80時間持続するそうです。スゴく長い! 振動機能はなし。Lightningコネクタで充電するのも特徴ですね。案外、LightningコネクタのメスをApple外で採用した最初の製品なのではないのでしょうか?
記事が長くなってしまったので、最後まで読んでられない! って人のための簡単なまとめ。
良い点
◯iOS、tvOSだけではなく、Macも対応。
◯操作性良い=よりゲームが楽しめる
◯本体の剛性感
悪い点
X値段が高い(AppleStoreで7000円くらい)
Xゲームが対応しているのかわかりにくい
X充電しながら使えない(だからバッテリが大きく、重い)
コメントでご指摘頂き、自分でも確認しましたが、充電しながら使うことは可能です。
ただし、一度ブルートゥース接続を解除したのちケーブルを挿して給電している状態からブルートゥース接続する事ができません。一度、Lightningケーブルをはずして、ブルートゥース接続してからケーブルを挿すと、給電しながら操作することができる仕様となっています。
以下、アンボックス&外観レビュー&使用レビューです。
◯アンボックス
懐かしいホリのロゴ。少々無骨なデザインに、今回は真っ白いカッコイイ箱です。AppleStoreに陳列していても違和感無し。
銀箔押しの商品名。
パカっとな。
商品内容は、本体と説明書のみ。前作(?)のHORIPAD WIRELESS for iPhone/iPadには、USB充電ケーブルやiPhone用のスタンドなど付いてきたのですが、「究極」と銘打ったにもかかわらず、同梱物はシンプルの極み。個人的にはそういうの大好き。使うかわからない小物をなくして、少しでも安く。
ホリ HORIPAD WIRELESS for iPhone/iPad [HIP-043]
- 出版社/メーカー: ホリ
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: エレクトロニクス
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◯外観レビュー
中央がグロスになっていて、カッコイイのですが触ると指紋べったりだろうな〜って以外は、不満のないデザイン。ホリにしては頑張ってるけど(何様だ)、このそこはかとなく漂う野暮ったさがたまらない。
綺麗にまとまった本体に配置されているボタンが、使いやすさを優先したゆえに無骨なんです。ぼってりとした十字キーなんて吸い付くようです。LRボタンの面落としのデザイン的な浮きっぷり。
梨地のさらっとした表面テクスチャが心地よいです。手のひらが当たるブルーの部分は継ぎ目なしになっていて、ここにゴミが詰まる心配もないし、手触りも良い。
ボタンはオーソドックスな感じ。左右のアナログスティック、十字キー(特許期間切れたんですよね、確か)、XYAB(他のレビューを見ると、この配置がスーパーファミコンと異なり、押し間違いしやすいってのが難点のようです)。真ん中はMENUボタン。
肩のところにL1L2R1R2。2のほうはトリガー式になっていて、深いです。カチっとはならない不思議な感触。
真ん中のところは、電源スライドスイッチ(ここをスライドスイッチにしているところもホリらしい)、Lightning給電端子、ブルートゥース同期コネクタになっています。
◯重さ
手に持って驚いたのが重さ。80時間持つというので、大きなバッテリが入っているのでしょうね。やや重たいと感じました。
比較するとiPhone6+が約200グラムです。
実測261グラム。
同じく無線コントローラ(さらに振動機能付き)のPS3のコントローラが176グラムです。もうちょっとなんとかならなかったのか。でも、人によってはこの重さが安定して良いという意見もあります。
◯Lightning接続
一つのウリとも言えるLightning接続ですが、個人的にはこれが諸悪の根源だと思っています。
このゲームパッド、充電しながら使えない仕様なんです。たぶん、Lightningの仕様なんだと思います。なので、バッテリ持続時間を長くしてある。そのせいで本体が重くなるという流れなのだと思います。
コメントでご指摘頂き、自分でも確認しましたが、充電しながら使うことは可能です。
ただし、一度ブルートゥース接続を解除したのちケーブルを挿して給電している状態からブルートゥース接続する事ができません。一度、Lightningケーブルをはずして、ブルートゥース接続してからケーブルを挿すと、給電しながら操作することができる仕様となっています。
うーん、外だと持ち運ぶケーブルが少なくなるってメリットがあり、Lightning端子は嬉しいなと思ったのですが、そもそも本体が重くなってしまったので、意味がないですね……。Apple公認という看板のために、欠点を増やしてしまった印象です。ハードの完成度が高いだけに残念。
◯使用レビュー
本体をブルートゥース接続する(電源オンにすると自動で検知、手動でも可)と、iOSの場合、ユーティリティアプリのダウンロードの案内が来ます。このあたりの流れは素晴らしいです。
ファームウェアのアップデートをこちらでします。
iPhoneの手持ちのアプリで試してみました。
対応と謳ってなくても使えるアプリがあり、発掘気分で楽しい半面、すこし煩雑な感じもします。
落下シューティングのダウンウェルは、押し間違いの軽減の上、画面下半分がバーチャルゲームパッドという仕様なので、そのブラインド部分がなくなり、操作が劇的にしやすくなります。
完全対応のトランジスタはボタンも表記を変更。でも、このゲーム、タッチデバイスにしっかり対応してあるので好き好きかも。
メカアクションのインプロージョンは操作完璧。ガンがスゴく使いやすい。
同じくスペースマーシャルズも、銃を構えて狙っての移行がスムーズになりました。
移動しながら武器切り替えなども楽。
操作性に難があると感じて投げてしまった聖剣伝説2も対応しているようです。解像度の差から、違和感のあるバーチャルパッドがなくなりすっきり。
中途半端に対応しているものもあり、カオスです。
今年のデザインアワードを受賞したカメレオンランは、何故かメニューを開くボタンだけ対応。
そしてお待ちかねの、Mac接続は……
ゲームの方が対応してませんでした……orz
PS3のコントローラでやってます。
追記:アップデートでフォートナイトに対応しました。
すごくやりやすいんじゃないのか。ハードウェアチートにはならないのか……? 少なくともやる気ない僕がちょっと遊んでみようとはなりました。
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