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津軽系 / 笹森淳一工人 達磨おみくじ 4寸

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東京杉並区西荻で6月に開催された「こけしEXPO」にて販売された、中古の木地玩具です。製作者は津軽系こけし工人の笹森淳一さん。

こけし工人の中でも一際繊細な描画をされる作家さんで、弥勒菩薩をモチーフにされているそうで、ちょっと高額でしたが、オークションでこけしを手に入れました。

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しかし、こけしの取り扱いに不慣れで色移りさせてしまい、もう一つ欲しいなぁ……と思っていたところ、東京の玩具コレクターの方が、会場で熱狂するコケ女(こけし愛好家の女子)の皆さんの中に分け入って、代理で購入して頂いた次第です。

一尺のこけしもあったようなのですが、僕はこの達磨に一目惚れ。その時は、頭になんかあるな……と思っていたのですが、届いてビックリ!

 

 

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達磨の大きさは4寸(約12センチ)。横幅もありズッシリしております。

 

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コマがついているではありませんか!

 

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 そして頭部のくぼみには、大吉、中吉……これは?!

 

コマをルーレットに見立てて、おみくじにしてあるのです。

これは面白い!

 

 

◯占いについて

僕は、テレビの血液型とか星座とかの占いが大っ嫌いです。エンタメと軽く考えればいいんでしょうけど、自分とは別のモノに判断を委ねているみたいに思えてしまうのです。誤って見てしまった時は、あまのじゃくな選択をしてしまいますが、それも含めて、選択肢を限定されてしまったみたいで嫌なんです。

自分にはどうしょうもないってことが人生にはあり、そこで超常的な導きに頼りたいって気持ちはわからないでもない。

でも、最終的に未来を決めるのは自分自身だと思うし、それ以外に頼るのは臆病に思ってしまうんです。

 

今の占いの変だなって思うところは、ほんの瑣末な悩み事について、自分にとっての一切合切を占うことです。それって自分の人生を行きているといえるのか、ちょっと自分には疑問です。

 

パウロ・コエーリョの著書にアルケミストという小説があるんですけど、この小説の中で、この世のすべての事象には、何らかの兆しがあり、それを読むことができれば、自分の未来も知ることができる、とチョット不思議な事が書いてあります。

それは占いじゃなくて、自分自身による”気付き”と考えていて、自分も実践しようとしてます。

例えば頭をぶつけた時に、なんか忘れてることがじゃないか? とか、普段会わない人を見かけた時に、何か意味があるんじゃないか? とか……。

常々、こんな事を考えていると、頭パンクしそうになりますけど、仕事で自分でも信じられないヘマした時など、「この失敗は無意識の自分が、何か僕に訴えかけているのだ……」とか思うと、ちょっとだけ平常心を取り戻せます(笑)。

アルケミスト Anniversary Edition

アルケミスト Anniversary Edition

  • 作者: パウロ・コエーリョ,山川紘矢,山川亜希子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/11/28
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