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宗教クサイ、iPhone6とApple Watchの話

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(写真は、心の目で見るとアップルストアNY5番街店に見えます)

 

日本時間の9月10日午前2時より、Appleの新商品発表イベントが公式サイトでストリーミング配信されました。注目のイベントでしたので、(日本では)深夜ながら配信はぶつ切れでまともに見れませんでしたが、現地でTwitter等で状況を配信されているライターさんのツイートなどで、4時近くまで見守っていました。

発表されたのは、iPhone6と電子決済サービスのApple pay、そしてウェアブルガジェットのApple Watchです。

イベントから日がかなり空きましたし、所感を書きなぐるだけですから、詳しい発表内容は他のサイトを参照頂けたほうが良いと思います。

Appleマンセー! って人間なので、そこの所をご了承ください。

 

9月18日触ってきました。

 

 

 

◯iPhone6:画面が大きくなった

デザインについては、触ってもいないモノの良し悪しを判断できるほど、目が肥えていないし無知でもありませんので、発売後にじっくり判断したいと思います。

僕は、3Gから、4、5と新型に刷新されるごとに発売日に入手してきました(この書き方で色々と察していただけると幸いです。読むのをやめるのも今だ!)。

何ヶ月か前、誤ってiPhone5を落下させてしまい、液晶を破損させてしまいました。ちなみに、裸族です。iPhone6の大型化のリークを聞いていたので、もう一度、5に機種変更しました。

iPhone5でも3.5インチから4インチに画面が大型化しましたが、大型化したことで誤操作が多くなりました。左上の端をタッチしようとすると、親指の腹で右下の端をタッチしてしまう事が非常に多いです。これは、UIの設計で何とかできることですが、果たして、そこまでやってくれる人がいるのでしょうか。

 

僕の不満など、市場という大きな流れには、歯牙にも掛けられないということは、子どもじゃないし、理解しているつもりです。僕が不満に思うのは、Appleは今も自分が作りたいものを作っているのだろうか、と言うことです。

Apple社は、市場調査はしない会社であるということで有名です。その根底にあるのは、”本当のイノベーションは、市場調査からは生まれない”という一言につきます。ヘンリー・フォードが言う”車がない時代に、人のニーズを聞いていたら、もっと早い馬が欲しいという答えが返ってきた”と言うやつです。

 

もしかしたら、今のAppleには市場調査と言わないまでも、市場動向を見るセクション(上層部・株主など)が関わってくる余地があるのではないでしょうか。そこが、今までのiPhoneの画面サイズでは、競合他社のスマートフォンとではシェアの維持拡大を望む戦闘力が期待できないと判断したのではないかと、勝手に妄想しています。

カメラの出っ張りについても、ケースをする前提(僕は裸族ですが)なら問題ありませんし、これで是とするのは、全体の完成度よりも開発期間やライセンス料を優先する会社にシフトしているのではないかと感じてしまいます。

 

スマートフォンとタブレット端末の画面のギャップがなくなると、お互いがシェアを奪い合うことになるのではないか、と思いましたが、そもそもスマートフォン一つで済ませたい人間はタブレットを買いませんし、画面が大きくて利益の大きいハイエンド端末を販売するのは間違った手ではないのかもしれません。むしろ、Appleファンの購入意欲は旺盛ですから、この戦略はAppleに有利に働くのではないかと思っています。

 

僕個人としては、電波を通すユニボディの筐体と、3.5インチディスプレイで中身の刷新をしていくというモデルチェンジで、全然いいんですよね。

画面が大きくなったことは、もちろん不満なんですけど、今後、スゴイ製品が出なくなるんじゃないかと心配してしまってるんです。

 

◯Apple Pay

俗にいうおサイフ携帯ですね。日本からすると今更なのですが、iPod時代からAppleって端末の進化をゆっくりと進めていくんですよね。独自規格を取り入れるのは早いんですけど……。

端末の進化って、いつかは終わりがやってくると僕は思います。これだけ機能が押さえられていたらいいか、っていう満足がやってくるんじゃないかと。実は、iPhone4Sあたりで満足している人って多いんじゃないでしょうか。

ユーザービリティについての終わりはないんでしょうけど、その部分ってあんまりお金を産まないんですよね。

 

◯Apple Watch

ティム・クックCEO体制になって初めての新カテゴリーです。それだけで嬉しい限りです。iPhoneの補助というよりは、積極的に使っていく端末のようで、その点は予想外でしたが、触りたくて仕方がありません。

デザインにはアイクポッドのマーク・ニューソンさんが関わっているようです。マナティってモデルにそっくりですね。

Apple Watchの一番の特色は、時計の姿をしているという点ですね。UIに関しては、iOS7よりスキューモーフィズムデザイン(現実の物質を模したデザイン)から脱却しフラットデザイン(Appleのデザインはフラットというよりは別のデザイン言語を用いた方が相応しい気がします)へ移行したのに面白いですね。

デジタルクラウンというリューズそっくりの入力デバイス。センサー部は高級腕時計の内部機構を覗ける窓のようです。

 

発売は2015年の初頭ということです。

価格は349ドルからと、2年縛りがあるとはいえ200ドル程度からのiPhone6に比べて割高に感じるのは確か。iPhoneと同じく、珍しいモノ好きやAppleファンが、飛びつくのが最初で、爆発的に売れ出すのは、次世代からとなるのではないでしょうか。流石に3度も外していては(iPod、iPhone、iPad)は、エコノミストも強気に売れない発言はしませんね。

個人的には、一番軽量なモデルであるスポーツの38ミリケースが、購入の第一候補です。

 

◯最後に

自分が嫌いだからって、「ジョブズが生きてたら論」を展開するのはやめようね。悔しかったら、自分が第2のジョブズになれよ。むしろ、なってくれよ。絶対無理だろうけど。

 

あと、今年はAppleの初売りに列ばないつもりです。

 

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