今週のお題「読書の秋」
イルカのイルカくんが絵本になりました。
「イルカのイルカくん」は「THERAPY」のMVを手がけたクリエイターチーム・
AC部による初の絵本。人々を癒やすセラピスト・イルカのイルカくんと、少年・ちゆ太郎によるハートフルかつドタバタな物語が描かれている。なお「THERAPY」はgroup_inouが2010年に発表したアルバム「_(アンダーバー)」に収録されている。 引用- 音楽ナタリー
AC部というグループは、最近だとポプテピピック「ボブネミミッミ」を担当された方。
シュールな作風が特徴的ですね。
通信量とか大丈夫な状態だったら、再生ボタンを押してレッツ☆セラピー。
絵本の表紙は正方形版、幾何学的描画、ベタ塗りなどディック・ブルーナを連想するスタイルです。
帯を外すと浮き輪がとれる、しかけ絵本のような仕組み。
普段は本の帯って嫌いなもの(広告スペース)なんで、表紙の中に入れてしまうんですが、これは本の内容の一部なので、良いですね。
さらに本体(裏表紙)にも絵が。
これから始まるお話に繋がっています。
これから先は著作権的にNGなので、画像では紹介できません。
表紙の印象からすると意表をつく、しかし昔の絵本やAC部の作風からすると、クスリと笑わずにはいられない内容です。
全然不健全な内容ではないですし、お子さんも楽しめる内容になってると思いますよ。
ナードワンさんのソフビ版イルカのイルカくんと。
絵本について、最近のホットな話題だと、いわいる「萌絵本」問題があります。
萌え絵に対して「気持ち悪い」「犯罪者予備軍」「幼女趣味」などのネガティブは感情を芽生えさせてしまう人がいることは、個人的に正常だと思っています。
好きなものに対する熱意って、本人には制限がかけれないものですから、最近のワンフェスのガイドブックみたいに、ほとんど成人指定のエロ本みたいな表紙になってからでは遅いんです。
萌絵本に慣れ親しんだ子供たち全員が2Dコンプレックスに至るとは思いませんが、「健全」で「正常」な「普通」の大人になってほしいと願う親にとっては、批判すべきことなのでしょう。
しかし、この場合やるべきことは「萌絵本」を批判することではなく、他に素晴らしい絵本を紹介する事ではないでしょうか? 絵本を買い与える親の審美眼を向上させることではないでしょうか?
……ということで、自分はブルーノ・ムナーリの絵本を紹介します。
特に木をかこうは、お値段もお手頃だし、おすすめです。
- 作者: ブルーノムナーリ,Bruno Munari,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: 大型本
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