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絵本の書評:エマおばあちゃん、山をいく

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アメリカには、日本では考えられないような長距離の登山道が整備されています。

アパラチアン・トレイルは、ジョージア州からメイン州まで全長3,500キロメートル(比較:鹿児島最南端「佐多岬」から北海道最北端「宗谷岬」まで、直線距離で約1888キロメートル)の超超ロングトレイルです。

そんなアパラチアン・トレイルを、67歳にして一人で踏破(スルーハイク)した伝説のおばあちゃんがエマ・ゲイトウッド(1887生〜1973没)なのです。

この絵本は、そんなエマのチャレンジ精神や、自然の素晴らしさ、人の優しさを感じることができます。

エマ・ゲイトウッドは、自分で縫った単純な袋をザックにし、シャワールームの防水カーテンを雨具とテントに使い、頑強な登山靴ではなくスニーカーを使いました。 

これらは、現在で言うところのウルトラライトハイキングそのものです。

実際、ウルトラライトハイキングの世界では、方法論を体系化したレイ・ジャーディンを父とし、それ以前に実践していたエマ・ゲイトウッドを母とすることも多いです。

 

シックスムーンデザインズには、その名もズバリなゲイトウッドタープという、雨具とテントの両方に使えるギアがあります。

 

偉人シリーズ的なモチーフにしては、かなりマイナーな選択ですが、ウルトラライトハイキングギアを集める僕にしては、これは購入しなくては! という絵本でした。 

エマおばあちゃん、山をいく~アパラチアン・トレイルひとりたび~

エマおばあちゃん、山をいく~アパラチアン・トレイルひとりたび~

  • 作者: ジェニファーサームズ,Jennifer Thermes,まつむらゆりこ
  • 出版社/メーカー: 廣済堂あかつき
  • 発売日: 2018/07/01
  • メディア: 大型本
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