先日の京都旅での食事。
近くに超コテコテの町中華のお店があるので、行ってきました。
過去に評判を知らずに友人とフラリと立ち寄り、めちゃくちゃ美味かった記憶があります。でも、俺、この店じゃないと思うんだよな～。もっと町中だったような？？？
8月末のお昼ということで、干からびるような暑さの中、行列ができていました。
ウェイティングリストには、5組ほどの待ち。自分は一人なんで、カウンター席に滑り込めるかな？ と読んでいました。
どんどん狭くなっていく店先の日陰に身を潜ませて、10分、20分と待ちます。
……全然店から人が出てこない。
裏口から、出前のスクーターがピストン移動していくだけです。スクーターの座面は割れて、ダクトテープで補修されていて、絵に書いたような中華の銀色の岡持をバランスよく載せて、走り去っていきます。
京都の友人も、店には行かず出前を頼むと言ってました。
40分くらい待ったかな？
予想通り、一人様でカウンターに優先して座れました。
とにかく愛想が良い店員さんの声が響きます。
無理してる感なくて、元気がもらえる感じ。
店内も良い味出てる。
カウンターの先客は、老夫婦で、二人で一杯のラーメンと焼き餃子をシェアして、ビールを一杯やってらした。
メニューが異様に豊富です。
手前のキッチンは廊下のような狭さですが、3人の料理人が腕を振るっていました。
特に鍋を担当する二人は、戦いのような激しさです。時にダンスのようにポジションを交代して、華麗な鍋さばきを披露してくれました。
おおっと、見とれてる場合ではない！
注文はタッチパネルで。
種類が豊富なんで、迷う迷う。
隣に座ったお爺さんは、常連なのか、流れるような手つきで天津飯をオーダーして、競馬新聞を広げ、ノートに予想をメモっていました。
色々食べたかったんで、水餃子、ニラレバ、五目そばをオーダーしました。
……頼み過ぎたかな？
おお！ 水餃子！
僕は水餃子が好きなんです。
焼き餃子よりもちょっとだけ値段が高かった。
なぜに。
味は……正直、これまで食べた水餃子で一番美味しかったです。
何が特徴的とはないんですが、とにかく全てが高水準って感じ。
ツルリとした皮の喉越し、餡のバランスの良さ。
ニラレバ。
僕はニラレバが大好きなんです。
ボリューム満点！
レバーはふわふわの衣が付いたタイプで、炒められたときの調味料や野菜の水分でしっとりしてます。
シャキシャキの野菜の歯ざわりと、レバー独特の味わい。たまらんね。
やはり、飛び抜けてここがスゴイという感じではないんですが、しみじみ滋味深いお味です。
五目そば。
僕は五目そばが……いや、そこまで好きでもないかな。
でも、頼みすぎてるのは予想できたので、できるだけ優しい感じの麺類が良かったというか。
……ってか、マジやさしーーーーー味だわ！
少しとろみのあるスープが、すーーーっと胃の中に染みていく。
野菜もいい感じに火が通ってます。クタクタではないけど、全然顎が疲れないというか。
麺は、ちょっと自分には柔らかすぎたかもしれないけど、これもうまーーーい。
全然写真は上手く撮れんかったけど、とても良い店でした。
美味しかったー。
以上レポっす。
チラシの裏すんません。
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