10月10日にリリースされたインディーズゲーム、ダンジョン・アンティーカは、1980〜1990年代の「Wizardry」や「ファイナルファンタジー」にインスパイアされた、探索とキャラクターの育成を繰り返して、ダンジョンを踏破するシンプルなRPGです。
グラフィックスやBGM、演出は、ファミコン時代のFF1~3を彷彿としていて、あの時代、親の目に隠れて宿題を放りだし、夜なべして遊んでいたことを思い出します(……などと言いつつ、FFデビュー作はVからなのであった)。
リリース記念で20%オフで、640円と大変お手頃。
ゲームプレイは増長な部分がまったくなく、無駄なくテンポが良いです。さっさとダンジョンに潜りたかったら、キャラクリエイトや準備などはお任せできます。とてもとっつきやすい。
コピーライトに2024とあるのに、このレトロなタイトル画面です。
音楽やカーソル移動のSEなど、盛り上がってきます。
まずはキャラクリエイト。
ウィザードリィインスパイアということで、ロウ・ニュートラル・カオスの属性があり、多分上級職もありそう。
女の子のグラフィックス可愛いので百合パーティーにしようとしたんですが、成長が男・女で結構違うっぽい。同じ戦士でも、男はHPが上がりやすくて、女は他ステータスが高い?
拠点の街は一つだけ。
施設もとてもシンプルです。
酒場で編成、道具屋で買い物、協会でロストキャラ復活、訓練場でキャラクリエイト、ダンジョンの5つ。
ダンジョンに行く前に、装備を揃えるのですが、お任せが楽で良かったです。
最初は武器よりも防具を優先すべき? 強い防具は、そのぶん重くて素早さが下がります。
ダンジョンでは、チュートリアルがあります。
ダンジョンに入る度に宝箱が出現。
罠解除をしなければなりません。
ダンジョンは、端がループする仕様になっています。
踏破した部分だけ明らかになります。
バトルはサイドビュー方式。戦闘BGMもいい感じ!!
魔法使いの魔法が使えるとき、使えないときがあるのですが、ちょっとどういう要素が絡んでいるのかよくわかりません。
※追記:コメント欄で、初代ウィザードリィの仕様を踏襲して、先行では魔法が使えないと教えていただきました。
魔法はFF1の方式で、レベル毎に使用回数が決まっています。
最初は、敵が強くて数回戦って街へ戻る(死亡してなければ、完全回復)を繰り返しますが、結構レベルが簡単に上がって、一回につき戦士は1数ポイントHPが上がるため、戦闘継続しやすくなります。
敵は結構バリエーション豊かです。
難易度は結構やさしめかもしれません。
ゲームの目的は、5つの伝説の武具を集めることのようです。
俺達の戦いはこれからだ!!
グラフィックス、BGM、演出面、どれをとってもテンション上がります。
シンプルで、テンポが良く、昨今のヘビィな大作ゲームの疲れが癒やされます。
公式サイトにてブラウザ上で遊べる体験版がありますが、安価なので、ちょっと気になる人は購入してみてはいかがでしょうか。
また、製品版には一部の携帯ゲーム機用の実行ファイルが付属しており、AnbernicやPowkiddyなどのレトロゲーム互換機で遊べるようです。