
ラーメンって、こういう一風変わった味が出てくるのが好きです。
時には失敗もありますけれど、冒険したくてオーダーしちゃう。
味噌ラーメン専門店の田所商店で、世界三大スープに数えられるタイのトムヤンクン風の味噌ラーメンが限定販売されていたので、注文してみました。
トムヤンクンは、唐辛子による辛味、タマリンドやマナオ(メキシカンライム)などによる酸味、そしてレモングラスやバイマックルー(コブミカンの葉)などによる香りが特徴的なスープ。 料理名はタイ語で「エビ入りトムヤムスープ」を意味する言葉で、トム(ต้ม)は「煮る」、ヤム(ยำ)は「和える」、クン(กุ้ง)は「エビ」という意味を持つ。

着丼。
主な具は、揚げた玉ねぎ、肉味噌、海老、ライム、パクチー、もやしなど。

濃厚なスープ。
辛くて、酸味のある複雑なトムヤムクンの味に、味噌のコクがあわさって、とても美味しい。ちゃんとトムヤムクンしてる上に、ちゃんと味噌仕立ての意味があります。
ライムを絞りましたが、味は特に変化なく、雰囲気かな……。

味噌ラーメンにぴったりな、プリプリの冠水麺。
パクチーは追加トッピングできます。結構強烈な味だったので、追加しなくても十分かもしれません。自分はパクチー好きなので、追加しました。
別途無料で薄めるスープが頼めるので、薄味でスープを全部飲み干したい自分としては、そのサービスが好印象です。
田所商店(長浜)自体は、開店まもないころ、病院の帰りに当時ピチピチのアラエイティ(いまもピチピチのアラナインティとして存命です)だった祖母が、通院の帰りに寄って、おいしく食べていたら、回転率を上げようとした店員に、(高齢だったので、食事スピードはゆっくりだったとはいえ)食事途中だったのに追い出されたということがあり、お店そのものはなかなか好きにはなれません。
開店まもなくて、混雑していたのはわかるが、そんなことある???
現在は、当時とスタッフも変わっているでしょうし、そこまで混んでませんので、そういうことはないとは思いますけど、一生根に持つ。

