30年勤めた市役所を退職し、脱サラでうどん屋を開業。
味しさが評判になって、県外からもこちらのうどんを食べにやってくるほどとなり、TVなどの取材も受けるようになった名店ということで、いつか食べたいと思っておりました。
営業時間が昼間の3時間程度、行列は必至。
駐車場も2箇所ありますが、どちらも台数が停められないので、地元だったら自転車かバイクで行くと楽かもしれません。
炎天下の中、1時間ほど友人と行列に並びました。
お店は広くなく、カウンターに通され、オーダーからはそれほど待つことなく、提供されました。
注文したのは、8月限定メニューの「鱧と水なす天の梅おろしひやかけうどん」。
うどんは大盛りにしました。
お出汁から一口。
キレのあるプレーンな関西風のお出汁。
クセがなく、とても美味しいです。
薬味・トッピングの梅、しそ、みょうが、大根おろし、ネギ、おろしショウガ、それぞれを加えるごとに、しっかりと効いて、味変が楽しめます。
うどんは、口当たりはふんわり柔らかく、歯をいれるとモッチモチ、噛み切るときはシコシコとしたコシが感じられ、魔法のように変化する食感が楽しめます。すごく美味しいうどんです。600グラムある大盛り麺量を感じず、スルスルと食べれました。
お弟子さんの店も、以前訪れましたが、まったく違いました。
山石土平のうどんは、老若男女誰もが食べやすいと思いました。men・juはかなり若い人向けって感じがした。どちらも美味しいです。
問題は、サイドメニューの鱧と水なす天。
カウンターから見ていて、ちょっと嫌な予感がしたんです。
作っている調理スタッフの人の手つきが、ちょっと危うい感じがしました。
別にやる気がない・不慣れって感じではないのですが、なんか鈍臭いというか……。
加熱時間が、明らかに適正時間をオーバーしていて、鱧と水なすは熱が入り過ぎていて、風味が飛んでいました。衣が硬い。油が切れてなくて重い。揚げたてだから、かろうじて食べれる感じでした。
食材のポテンシャルを活かしきれていない調理で、すごく残念。
美味しいうどんに対して、この天ぷらは役不足に感じました。
食べログなどのレビュー見ても、天ぷらへの言及はなかったですし、たまたま不慣れなスタッフが調理していたらよいのですが。
今度行くとき、この人が天ぷら揚げていたら、天ぷらはやめようと思って、記憶の残そうと覗いていると、あきらかに調理失敗したと思うコゲコゲの舞茸の天ぷらを除けていました……。
店から出て、絶対もっと満足できる食事になったはず、と憤慨していると、友人が「かしわ天が焦げていた」、「美味かったけど、並んで、このクオリティならもう行かない」 と行っていて、この店のポテンシャルは、こんなものではない、とよくわからん養護してました。
以上レポっす。
チラシの裏すんません。
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