ソフビTipsは、ソフビに関する様々な豆知識や役立つ知恵などを紹介するコーナーです。ニワカ知識なので、間違っていたら、指摘してくださいね!
今回はソフビを塗装していきます。
ソフビを素人が塗装していいのかどうかは、結構センシティブな問題で、未塗装であっても作品として完成しているのだから、塗装してはイケナイとする作家さん、コレクターさんもおられますし、購入した時点で所有権は移ったのだから、どうカスタムするのも自由だ、って考えの作家さん、コレクターさんもおられます。
作家さんがどうぞご勝手にって考えじゃない、と表明されている場合は、カスタムしないようにと思ってます。コレクターさんの中には、素人が塗装すると価値が下がるという意味で嫌、もったいないという考えの人もいて、個人的には楽しんだ方が良いと思って、これは完全に無視してます。
また、作家さんが認めてないのに勝手に塗装して販売している人も時々見かけますが、これは個人的にアウト。アメリカ? の作家さんで、無許可で勝手に塗って、評価されている人もいますが、あれは文化の違いなのかな。突き抜けて巧ければいいのか。ウォールアート・ストリートアートの範疇なのかな。
ソフビ塗装において、大事なのはソフビ用の塗料を使うことです。
自分も過去にやらかしていて、プラモ用の塗料を使って失敗したことが何度もあります。
ソフビは柔らかいため、ソフビ用の塗料を使わないと塗料が弾かれたり、割れたり、乾かずベタベタしたりします。
今回は旭工芸さんの塗料を使いました。
あと有名どころだとVカラーやソフビカラーなどでしょうか。
これらは顔料(部材の上に乗る塗料)で、色の薄いソフビは染まるので染料も使用できます。
塗装するのは、VAG(VINYL ARTIST GACHA) SERIES 36 デッドマンです。
エアブラシは持ってないので、筆で塗ります。
まず、素体の汚れを落とします。
シンナーを使いましたが、黄色が付着しますね。
あれっ、デッドマンって色の着いたクリアじゃないくて、クリアを彩色していたんですね。
筆でささっと塗っていきます。造形が浮かび上がってきます。
銀色だけでも良いかも。
ピエロっぽく。
ターゲットマークも描きました。
使っている色は、白、青、マゼンダ。
はみ出たところなど修正して完成!
削って、すきっ歯を強調。
青のドライブラシは余計だった。
30分くらいでカスタムできます。
ガチャダブりをカスタムしたり、ちょっとしたディテールアップなどに良いかもしれません。