パニック・プレイデートは黄色いキュートな本体に、高精細のバックライトなし(!)モノクロスクリーン、格納式のクランク付きという尖った仕様の最新の携帯ゲーム機です。
このゲーム機は、ゲーム配信方法もユニークで、毎週決まった日に2本、計24本のゲームが届く仕組みです(その他にもゲームは自由にインストールできますし、自分で開発もできます)。
今回から、現在配信中のシーズン1のゲームの紹介記事をスタートします。
第何周目になんのゲームがとどくのか、ネタバレになってしまいますので、記事にはナンバリング等はしません。
今回は、ホワイトウォーター・ワイプアウト。
こちらのゲームは、京都にあるチューハイラボが開発。古くはNintendo64でスノーボードゲームの1080°の開発に携わったスタッフが独立して誕生したスタジオです。
サンディステックを回して、手のひらを擦りむいた記憶が蘇りますね。
雪から波へ、横乗り系の回転トリックゲームであることは同じ。
回転操作をサムスティックからクランクへ。
乗らねばならぬ、このビッグウェーブに!!!!
さて、まずご了承いただきたいことが。
プレイデートにはスクリーンショット機能があり、その写真をPCに取り込む機能もあるのですが、試したところなぜかデータディスクモードが発動せず、取り込めませんでした。
参照-スクリーンショットについて - Playdate Help
なので、ゲームプレイ中の画像はございません。
こちらの動画をみるとわかるように、操作方法を理解しないと、なにをやっていいのかわかりません。
チュートリアルなどなく、なかなか不親切なつくり。
でもそのぶっきらぼうさが嫌じゃない。
自分で試行錯誤して楽しみましょう。
たぶん、サーフィンってそういうスポーツなんだと思いますよ。
中には遊び方がわからん、つまらん、って感想を抱いた人もいるみたいなんで、自分が掴んだ遊び方をレクチャー。
まず、クランクを本体下部のUSBポートのある向きに下ろすと、ボードが動きます。
そのまま画面下まで進むとミス。
クランクを手前に起こしていくと、画面左に進みます。
クランクを逆の方向まで回すと逆の左に進むと波が崩れて失敗になります。
クランクの向きがボードの向きと連動しているのです。
クランクをゆっくり起こしていくと、波からボードが離れてジャンプします。
この時、あまり急いでジャンプしなくてもよいです。十分加速しましょう。もたもたしていると、右からくる崩れた波に巻き込まれて失敗します。時間制限はないので、十分左へ進みましょう。
加速が得られたら、今度はクランクを電源ボタンのある上面まで動かします。
するとボードがジャンプしますので、対空中にクランクをくるくる回します。
この時、回しすぎて、着水を失敗するとミスです。
コツは、波の頭に着水する時は、クランクをUSBポートの面のある向きに下ろして着水姿勢をとること。
うまく着水できれば、加速することができ、コンボと併用すればより高くジャンプして大技を決めることができます。
大技・コンボを駆使して、3回のチャレンジの合計点でスコアを競います。
うーん、言葉で説明難しい……。
数日遊んだ自分の記録。
カットシーンが入る大技を決めると、大量得点を得ることができます。
難しい……。
世界ランキングのスコア異常でしょ……。
スコアを競うのみの実にストイックな作りですが、シンプルなゲームなので、ついつい遊びたくなります。
クランクで操作するのは、操作感としては曖昧で、結構難しい。このダイレクト感のないふわふわとした操作感覚が独特で、実際のサーフィンもこんな感じなのかも、と思わせてくれます。
中毒性高いゲームですし、プレイデートを持ってない人に試してもらうゲームとしては最有力候補かもしれません。
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