キックスターターで、Ankerが新ブランドAnkerMakeを立ち上げ、初の3DプリンタM5のクラウドファンディングを開始しました。
開始から1日くらいで、すでに4億の資金を集めています。
自分の記事では、誤訳していて、出力時間7割って思っていたんですが、なんと7割カットと大幅な時間節約になっています。出力スピードは、他社既製品の5倍と、異次元のスピード。
出力中は、結構音が出るので、その時間が短いということは、個人用途でも結構大きなメリットです。
価格は、エンダー3の倍くらいしますが、価格に見合った性能ではないでしょうか。
見た目もスタイリッシュです。
現在、早割枠は完売していて、通常の2割引きのプランが最低価格で、599ドル。
円安の影響で、日本円では7万円ほどします。さらに送料で125ドル(1.5万円)くらいとられることを考えると、なかなか痛い出費です。
自分は、出資開始した一昨日の夜11時、34%引きで499ドルがまだ残っていたとき、バックするかどうか悩みましたが、出荷予定が11月になることにくわえ、引き落としが一ヶ月半後のクラファン終了時と、このときの円の相場がわからないこともあり、出資は断念しました。
さて、M5のセールスポイントは、出力時間の高速化であることは間違いないですが、本体にカメラが搭載されており、出力している成形物に狂いが生じていないか、逐一チェックしています。
これによって、台座からずれてしまった場合などすぐにスマートフォンに警告が表示され、出力ミスを途中で発見することができます。
この映像は、スマートフォンを介して、常に確認することができ、出先などで出力状況を確認することができます。
映像をタイムラプス化して保存、シェアが可能ということで、ものづくり系のユーチューブチャンネルを持ってる人にも訴求力がありそうです。
また、Ankerのような大きな会社が3Dプリンタ業界に参入したことで、既存メーカーの開発も活発化して、業界の技術革新がまた進むでしょうね。
自分はしばらくは、手持ちの3Dプリンタのヘッドつまりを解消して、使っていこうかな……。