個人制作によるノスタルジックな雰囲気漂うテキストアドベンチャーゲーム「シロナガス島への帰還」のフルボイス化によるSwitch移植が決定し、クラウドファンディングを開始しました。
目標額は200万円で、ストレッチゴールとして、400万円で次回作体験版とサンクスカードを全員に配布、500万円でドラマCD制作決定というもの……でしたが、プロジェクト開始から、3日足らずで目標額の3倍を超える600万円を集め、現在設定されている全てのストレッチゴールを達成済みとなっています。出資可能期間は残り50日残していますが、どこまで伸びるか、また追加特典あるか？！
追記：目標額900万円達成で、ドラマCD全員配布のストレッチゴールが設定されました。
参照-アドベンチャーゲーム『シロナガス島への帰還』声優ボイス付きのゲームを届けたい！ - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
シロナガス島への帰還は、島根県出身の作家鬼虫兵庫氏による個人制作のアドベンチャーゲームで、500円という挑戦的な価格で販売され、十分なボリュームとクオリティで人気を博しています。単に低価格をウリにしているのではなく、確かなファンコミュニティが形成されていることが今回の出資総額からも伺えます。
ストーリーは、ニューヨークで探偵業を営む主人公・池田戦と、極度の対人恐怖症だが、完全記憶の能力をもつ少女・出雲崎ねね子が、絶海の孤島『シロナガス島』でおこる惨劇から生還するというシナリオです。
オーソドックスなポイントアンドクリックにて進む物語と、4:3の画面比は、初代プレイステーション時代くらいのノスタルジックな雰囲気を醸しています。不道徳で過激な内容を含みます点はご注意です（R15くらい？）。
詳しいレビューはこちら。
クラファンの気になるリターンは、ゲームのパッケージ版はもちろん、劇中に登場するキーアイテムから、設定資料とコミック、サウンドトラック、抱き枕カバーなど。
僕は、設定資料とコミックを選択しました。これは後々手に入らないクラウドファンディング限定みたいです。ゲーム本編が500円なのに、本が2500円……いや、ゲームがお値段以上ですから！
クラファンに連動したキャンペーンなのか、ボイス無しのPC版が現在300円で買えます。
