※これはネタ記事です。
コロナウイルスの感染拡大に伴い、SNS界隈で話題沸騰の妖怪アマビエですが、なんとそのソフビと思われるものが、我が自宅より発見されました。
江戸末期の肥後(現在の熊本県)の海中に、毎晩光るものが出現します。役人が調べたところ、それはアマビエと言う妖怪でした。六年間の豊作を予言し、病気が流行したら自分の姿を写して人々に見せるようにと伝えて海中に消えたと言い伝えられます。
海の怪物、鱗、三本足と、アマビエの姿を記録した当時の瓦版の内容に酷似しております! こ、これは大発見や! 我が家はアマビエ様のご加護に守られたんやぁ……!
……はい、そんなわけで、数年前にゲットしたトライパスミニを今の時期だからこそ紹介。
地方民にとって、インディーズソフビを収集し始めて、通常の販売以外で手に入れられるのは、やはり東京に遠征した時です。胸を踊らせながら、秋葉原、上野、中野のショップをめぐると、すぐに財布の中身はスッカラカン。そうでなくても、上京するときは何かのイベントの時なので、現ナマは確保しておきたいところです。そんな状況の中、何度も上京する度に、いつまでもショーケースの中に残っていたのが、こちらのトライパスでした。次こそ軍資金が残っていたら、持ち帰ろうと幾度となくコイツとは邂逅しました。
価格は1500円くらいだったと思います。そんなお金が払えないくらいギリギリの遠征、はっきりとは覚えていないんですけど、なにか欲しいものが買えなかったんでしょう、とうとう購入しました。ショーケースを取り出す時、店員の方もなんだか狼狽えているかのようでした。受け取って、袋から取り出すと、長い間ショーケースに封じられていたせいか、ヌメっていて、「未塗装でよかったな、お前……」なんて思いましたっけ。
全高約9センチ、2パーツ、未塗装。成形色が特殊で、どう見ても銀色に見えます。クリアにラメと金属粉が入っているのかな?
どっしりと可愛らしいシルエットです。
お顔の触手は、カイゼル髭のようにカールしています。
オリジナルサイズと同じく、ミニサイズにも背中にヒトデがはりついています。
名前の由来である三本足は、設置感良く飾りやすいです。
オリジナルのトライパスと並べて。
最近はソフビの価格が上昇したこともあり、集めやすいミドルサイズやミニサイズの人気が高まっているそうです。
トライパスミニの販売は、ここ数年途絶えているようですが、アマビエブームとミニサイズ人気にあやかり、再販するのも良いのではないか、なんて思いました。