ファイアーエムブレム風花雪月のエキスパンションパスを購入することによって遊べる追加コンテンツ、煤闇の章をクリアしました。本編とは独立したストーリーで、新キャラや新しい兵種が登場します。
その配信に先駆けて、3周目をクリアしようと試みたのですが、エキスパンションパスの追加要素があるとはいえ、流石に170時間も遊んだゲームなので、若干飽きてきてしまってクリアできませんでした。
まずは3周目の感想から。
3周目青獅子をはじめて感想
クロード、エーデルガルトとクリアしたので3周目はディミトリで始めました。
最初はルナティック/カジュアルの難易度を選択したのですが、難しすぎて断念。一回だけ難易度変更できるみたいなので、ハード/カジュアルにしました。難易度を下げたら下げたで簡単になりすぎてしまいました。
追加要素は、新衣装、新しいクエスト、新しい施設など。
2週クリアして、気持ちを一新するような目新しさは残念なことにありませんでした。
女生徒とサウナ……げへげへ、と期待していたんですけど、時間がかかってすごく面倒くさい。釣りもそうなんですけど、全然おもしろくない要素をどうして追加しようとするのでしょうか。
せめて一人ずつではなく、一気にグループで選択できるようにするとか、周回プレイした人に配慮してほしかったです。
青い「!」マークが新しいクエスト。
今回追加されたサイドストーリーの舞台となるアビスについての伏線なども出てきます。
クールなイケメンがいけ好かねーと最後まで選択しなかったディミトリくんですが、シナリオは結構面白いです。他のルートでは明らかになってなかった、あの人との関係性とか……。
DLC煤闇の章
本編とはセーブデータが独立している煤闇の章は、本編の時系列で言うと、骸骨騎士、天帝の剣が登場した聖廟襲撃の直後から開始されます。
第一部なので、殺伐とした雰囲気はなく、3つの学級が合同で協力しあうことになります。平和だなぁ……。
キャラクターたちは全員レベル20、上級職になっていますので、バトルはかなり派手ですね。難易度は高めで、自分はノーマル/カジュアルにしましたが、クラッシックモードだったら何度リセットしていたことか……。
また、職業が固定で、技能レベルがアップしません。育成パートも存在しないので、戦闘→ストーリー→戦闘……と繰り返すいつものファイアーエムブレムが帰って来た、という印象です。
兵種が固定・フリー戦闘無しなので、替えが効かず本編以上に戦術が重要になってきます。
兵種固定といっても、戦技とスキルの付け替えができるので、ちゃんと使えるものに変更しておくと戦闘が有利になりますよ。
DLCといっても専用の散策マップがあり、手抜き感はありませんでした。
DLC煤闇の章(クリア、ネタバレ感想)
まず、良い点から。
追加されたキャラクター達は、全員キャラが立っていて良いと思いました。
個人的にはハピのビジュアルが好き。嫁にしよう。
コンスタンツェは、屋内と野外で性格が変わり能力も変化するというキャラなんですが、ちゃんとヴィジュアルもボイスも変化して、凝ってるなぁと思いました。
追加兵種はどれも超強力でした。本編でも解禁されるみたいなので、魔法の射程が増えるヴァルキュリアにティルソスの杖を装備したら……とか妄想膨らみます。
六時間程度でクリアできるコンパクトさも良かったです。
ここから悪い点です。
いつものファイアーエムブレムというのは、ストーリーにおいてもそうです。
最初のモノローグから、本編とナレーションが違うのに悪い予感がします。もしかして登場しないの? って。
登場人物が全員でたら、誰が黒幕でどういう結末になるか予想がついてしまいます。
確か、この配信でエキスパンションパスの内容は全部終わるはずなんですけど、ジェラルトの正体など解明されていない謎があり、モヤモヤします。
ジェラルトとソティスのユニットデータがあることが解析でわかっていますが、予算の都合なのかどちらも登場しなかったのが残念でした。
特にジェラルトについては、来歴や不老という謎も残っており、今回は主人公を生んで死んでしまった奥さんのお話だったので登場して欲しかったです。
今回のエピソードが好評なら、さらなる追加コンテンツもありうると思うので、謎を回収してほしいと思いました。