今年は暖冬で、用意していおいたのに中々活躍の機会がなかったアイススクレーパー。これまでは車を暖機して、氷を溶かしていたんですけど、これからは地球環境を考えて、極力二酸化炭素を排出しないようにしよう! ということで使い始めたんですよ。嘘だけど。
遠隔のエンジンスターター無いので、いちいち車のエンジンかけて家に戻るの面倒じゃないですか。なにかを犠牲にしてエコをやっても続かないんですよ。やっぱり利があって人間長続きするってもんです。
グレタ・エルンマン・トゥーンベリさんは現在17歳の環境活動家で、15歳のときから抗議活動を初めて、ヨットでの大西洋横断、飛行機での移動の多い親の仕事を変えさせる、公共の場での堂々たるスピーチ、タイム誌の表紙を飾るなどして次世代のリーダーとしての呼び名が高い……らしい。
一方で、彼女の名声を利用して寄付を集めようとする大人や、グレタさんの学校ストライキにかこつけて学校をサボる学生など、問題も多いみたいです。
僕は自分が学生時代のとき、そして今でさえも、こんな風に行動できていないので、単純にすごいな! って思っています。
SNSなんかで、なんで中国行かないの? 電車に乗ってる、その服化成だぜ、とか重箱の隅を突くような批判を目にするけど、あんたら恥ずかしくないのか、こんな17歳の子供と同レベルになってよ。
グレタちゃんはまだ若いから、世の中の複雑さがわかってないんですよ。グレタちゃんより少しでも世の中を知ってると自負するなら、中国の方が状況酷いじゃんなんて、小学生の言い訳みたいなこと言わずに、現実的なやれることをやってこうぜ、って思う訳です。そんなわけで、小さな一歩としてアイススクレーパーを買いました。
ところで、これ中国から送られてきたんですけど、その製造や輸送での二酸化炭素排出量など考えると、暖機しておくのとどちらがエコなんでしょうか……そして、それほど効果があるのだろうか? 今自分が正しいことをしてるかなんて、わからない。今、声高にエコロジーを唱えている人って、きっと産業革命時代に生まれていたら、大量消費! 石炭燃やせ! って言ってたはず。
グレタちゃんが大人になっても同じようなことやってたら、流石に批判しちゃうな。口だけなんだもん。今から旧石器時代にもどれなんて無理ですよ。技術革新で地球環境を守っていくのが良いと思うな。今はその過渡期なんだと思います。