少し前に、最近また気になるVRHMD機器が発売を控えているという記事を書いたのですが、個人的に大本命だったVIVE Cosmosが今月20日に予約開始、発売は翌月10月11日となります。
発表当初は、プロ向けVR機器という位置付けだったVIVEの、コンシューマ向け製品という触れ込みだったのですが、価格についてはちょっと微妙で、オキュラス・リフトSとVIVEの中間という感じ。ちょっとイラッと来るのが、海外だと700ドル(約7.5万円)なのに、日本だと9万円のおま国価格になっているってこと。いつまで日本が裕福な国だと思っているんだよ~。
海外価格だと、サブスクリプションサービスの12月分の割引を含めると、オキュラス・リフトSと肩を並べて比較対象になったのですが……うーん、ちょっと様子見かな……。でもこの割引キャンペーンは予約販売中のみの特典!
もう一つ懸念としては、当初ユニークな方法でモバイルとしても使用可能って謳っていたのに、それについて何も言及がないこと。
スペックに関しては、順当な仕上がりかと思います。
外部センサー不要。
デザインはティザー時と比べると、排熱のためか多孔メッシュとなっていますね。
解像度が2880×1700ディスプレイパネルで、初代viveと比べると88%解像度アップしたそうです(……ですが、HP Reverbが4320×2160で650ドルなので、うーん……)。
接眼部を跳ね上げることができるフリップアップデザインは、容易に外を見ることができて嬉しい。
パーツ交換して性能アップできるMOD方式を採用した点はおもしろいと感じました。
Valveのインデックスのコントローラーもセンサーを使えば使用できるようなので、拡張性は良いですね。
純正コントローラーのデザインは大きく変更はなし。
特徴的なライトアップされた模様は、カメラで位置を認識しやすくするためのマーカーになるそうです。
結論として……。
ちょっと価格が高いと感じます。
VRの裾野をもっと広げたいのなら、せめてオキュラス・リフトSに+100ドルくらいに収めてほしかったです。不条理感じる日本価格にも不満が募ります。
期待していたのに残念です。
まだ詳細が完璧に明かされてはいないので、さらにアッと言わせるような情報が明らかにされると嬉しいです。