本日より大阪ドキドキソフビ万博の戦利品のレビューです。
このブログでは2回めの登場となるユーキィデイドリーマーさんの作品です。
オメテオトルと言う名前は、マヤ文明の神さまの名前だっけ……? って感じでしたが、調べたらアステカの創造神の名前でした。
オメテオトル(Ometeotl)は、アステカ神話の創造神。 別名オメテクトリ(Ometecutli)またはオメシワトル(Omecihuatl)。
その名は「二面性の神」を意味し、 対立する二つ(男と女、光と闇、秩序と混沌、静と動、是と非など)を兼ね備えた完全なる存在。
「身近なるものの神」、「環の中にいる者」、「我らの肉の男神にして女神」など数多くの異名をもち、神の中の神「万物の主」として崇められた。
ケツァルコアトルやテスカトリポカなどの神々を生み出した後、創造をやめ、 世界を創造する役目を自身の子供(神)達に譲った。 そして天の最上部で、神々と世界と人間が移ろいゆく所を、ただ静かに見守り続けているという。
注目すべきは「二面性の神」というワードでしょうか。このキャラクターも2つの顔を持ちます。
大きさ約6センチ、2パーツ成型です。
まず、一つ目の顔。
宇宙飛行士のような姿。
クリア成型のお陰でより宇宙服感が出ています。
クリアフードの下の顔は、エイっぽい感じ。
アステカ文面の人々って天文学が発達していたことで有名ですね。天体望遠鏡もないのに、地球の公転日数はもちろん、遥か彼方のとある恒星のまわりを回る惑星(光らないので見えない)の公転日数を導き出し、さらにその星が非常に重力の強いということも解っていたとか……それらの知識は宇宙からやってきた神々が与えたのだ、というオカルトチックな話を聞いたことがあります。
もうひとつ、後ろにある顔はドクロ。
背中のデザインは、メカのような、爬虫類のような感じ。
でも、たこの吸盤がついています。細かい造形がお気に入りポイントです。ユーキィデイドリーマーさんの作品には、タコのモチーフがよく現れます。
内側からも塗装されていて、不思議な浮遊感。
小さな作品ですが、変身ギミック、クリアフードの中に透ける後ろのドクロなど遊びが沢山です。
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