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ゲッコー&カンパニー発注 バッカニア3Dプリンタ 通知なしで2度目の発送延期

 

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製造元のサイトやブログも読めないけれどチェックしてましたので、まあ、届くわけない、と思ってましたけど……。

マンパワーが足らないのかわかりませんが、商取引として破綻している規約を堂々と課してるのですから(だからか?)、通知ぐらいは欲しいところです。

 

◯過去記事

先行投資? 人柱? 3Dプリンタ”バッカニア”を先行予約した! - smogbom

先行予約していた3Dプリンタ"バッカニア" 出荷延期 - smogbom

 

◯出荷予定日は

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5月末から6月末へ。

なんだ、一ヶ月だけ伸びるのか……と思えればいいのですが、これも正直信じられない。製造元サイトに上がっているブログ記事を見ても、製造が進んでいる感じがしないんですよ。

もともとクラウドファインディング(ネット上で個人投資家を募って製品を作るやり方)のキックスターターで始まったプロジェクトって、延期は当たり前で、予定通りに行ったら賞賛モノらしいですし、場合によっては空中分解もありえるそうです。

 

魚拓はとってないので、記憶違いがあるかもしれませんが、製造元サイトで、前回記事を書いた時にはあった購入ボタンが無くなったように思います。そこには現在注文した場合の出荷予定日が書かれていて、それが5月31日、一度目の延期と一致していたと記憶しています。しかし、今回は何の根拠もなく一ヶ月後。コレには納得いきません。

 

さらに問題なのは、製造元でオーダーを閉めているのに、ゲッコー&カンパニーさんの方では、まだ予約を募っているということですね。今、オーダーを出すのはかなりのリスクがありそうです。

最近フェイスブックに買収されて、キックスターターの個人投資家とマインクラフトの産みの親にそっぽ向かれてしまった、VRヘッドセット、オキュラスの場合は、発注したと行っておいて、発注せずに支払われたお金を内部で運用していた、というウワサですからね。

 

僕自身は、早期予約でキックスターターの時の格安価格、通常かかる100ドルの送料も無し、という特典価格と日本語による修理保証と対応に惹かれ、前払いでオーダーしました。

ゲッコー&カンパニーさんの前評判も一応下調べしていましたし、「商品が用意できない場合は、代替品で対応するか、前払いしたお金は返金しません」というトンデモ規約に同意したものの、そんな規約がまかり通る訳あるか、とタカを括っています。

 

◯このまま延期し続けると

オーダーした時にも恐れていたことですが、延期が続くと、どんどん性能が良くて価格も安い3Dプリンタが発表されていきます。

個人的には、バッカニアに対応しているフィラメント(合成樹脂の紐、形成材)がPLAという出力した後の加工が難しく、塗料ものりにくいという特性に後から気づいたことで、ABSとPLAの両方が使えて、尚且つ出力ピッチの精度が高いプリンタが出てしまったら……とアクションフィギュアを作りたいので、気が気でありません。

 

また、人を殺傷可能な3Dプリント銃を出力・所持していて逮捕された日本人のニュース。早くも技術に疎いアホ政治家が、「3Dプリンタ=悪」と決めつけて規制を、というコメントをしています。

規制の前に、そんなモンが必要ない社会を作っていくのが政治屋の仕事でしょうが。規制したところで、そういうものが必要な場所がある限り、永遠のイタチごっこだと思いますよ。銃の問題以外にも、暴力ゲーム然り、児童ポルノ然り。そうやって「仕事しているフリ」をするのは止めて欲しいです。

 

3Dプリンタを巡る情勢が色々面倒になる前に、出荷して欲しいところです。

 

続きの記事:

smoglog.hatenablog.com

 

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