ThreeA Popbot デッド エクイン スーパーセット(小売版)

デカブツが届きました。

置き場所がありません。

ブラインド・カウボーイ（ガンマン）とゴーストホース（馬）のセットです。ポップボットの中の登場人物とは思えない、なんだかティム・バートンの世界のような感じのキャラクターです。

過去に通常バージョンの赤マントが発売されましたが、今回は直販サイトだけではなく、小売からも発売されました。小売版は、一部の特典小物（ライフル銃）がついてませんが、僕はそういう、ねんどろいどとかフィグマとかについてくるパーツを持て余して紛失してしまうタイプなので、問題ありません。

キャラクターとしては、正義のキャラクターなのですが、悪の手先にそそのかされて闇堕ちしてしまった姿が今回の黒バージョンのようです。詳しいお話は、ワルウォロレさんの何処かのページに書いてあったと思います（超適当！）。

Dead Equine Super Set (1/6スケールABS&PVC 塗装済み可動フィギュア)

◯全体

横にも縦にもデカく、そして重い！

すげえおもちゃ買ってしまいました。箱から出してしばらく、呆然としました。

コレをグレートとして何を言うのか！

◯ブラインド・カウボーイ

コイツ単体でも、凄く絵になります。

ほとんど全ての服が、専用のモノなんじゃないでしょうか。すごく贅沢です。

マント？　ポンチョ？　もイカスです。柄がネイティブ・アメリカンっぽいのですが、ちょっとその辺りの歴史に疎いのですが、カウボーイは西部開拓の後でしたっけ？　ポップボットは未来の話なので、その辺りは考えなくてもいいのでしょうか。

シャツがウエスタンシャツじゃないのと、ブーツにスパーが付いていないのが残念ですね。スパーとは、日本語では拍車と言って、拍車をかけるの語源となっています。昔はあの滑車で格闘して敵をズバっと斬るのかと思っていましたが、馬に刺激を与えて早く走らせる訳です。確かに、カウボーイは縄は持っていても鞭は持っていませんものね。

お約束のポーズ。

マカロニ・ウエスタン！

◯ブラインド・カウボーイの顔

どうやったら、こんな傷がつくのでしょうか。彼の過去が気になりますね。

盲目ということで、音を探って戦うのでしょうね。座頭市のようですね。黒澤明監督の用心棒がブルース・ウィルス主演でハイウッドでリメイクされたモノを見たことがありますが、座頭市もあるのかな？　ないのかな？

なかなか精悍な、男前な顔立ちです。

ところで、中国のブロガーに先行されて送られたというブラインド・カウボーイの傷には、墨入れされているように見えるのですが・・・。僕のはエラー品なのでしょうか？

普段は包帯をはずさないので、別にいいのですが、ちょっと気になります。

◯ゴーストホース

こいつが、めちゃくちゃ重たいです。

重厚感バッチリ。

半分白骨化した、馬です。サラブレットよりも、酪農用のドッシリとした体型をしています。

フェイクレザーに汚し塗装しているのですが、凄く雰囲気が出ています。

包帯が四肢に巻かれています。

昔のモノは、包帯の下の添え木が露出していて、その先が山形に加工されていました。今回はその加工の手間を避けたのか、露出させず、真っ直ぐ切り落としされた木片が添え木となっています。

これは、どうなんでしょうね。仕様のひとつとみるべきか、退化したとみるべきか。昔の仕様が好きだった僕としては、少し残念です。

◯まとめ

少しケチも付けましたが、僕が今年購入したおもちゃの中でベストワンは間違いありません。・・・価格もイチバンですけど。

写真のミスターブリッジャーがブラインド・カウボーイをそそのかしたみたいです。付属のポスターで語られます（英語は読めませんが）。フィギュアは、このセットには付属せずに、過去に直販サイトでサプライズドロップされたレッド・シャムに付属します。この謎な販売方法も、凄いですよね。