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本当は伊吹山でしたかったのですが、一緒に付いてきてくれた友人の時間の都合上、いつもの、かぶと山と相成りました。過去に何度も登っているので、(ブログデザインが変わっていなければ)右の検索フィードで「かぶと山」と入力すれば、過去記事が出てくると思います。
◯装備
今回は、フェザーパックを試用するためなので、サブバック・トレッキングポール無しで挑みました。
しっかり背負いたかったので、友人の飲み物・食料も入っています。前回の高島トレイルの時に、次回はしっかりとパックウェイトを測るぜ、って言ってたのに、すっかり忘れていました。デイハイクなので、宿泊系の装備は入っていませんし、雨の心配も無かったので雨具も入っていません。しかし、2人分+犬の飲料と食料が入っているので、背負った感じは、高島トレイルを歩いた時の装備重量とあまり変わりませんでした。
背負った内容と覚えている限りの重量は、
バックパック(358グラム):
シックスムーンデザインズ フェザーパック(316グラム)スターナムストラップ、ヒップベルト無し。背面パッドとして、500×400(2つ折り)のスリーピングパッドを仕込んであります。
パックライナー(58グラム):
ノーブランド・キューベンファイバー製
財布(お金を含めて57グラム):
水・飲料(合計・約4500グラム):
プラティパス3リットル、500ペットボトル飲料×3
ストーブ・カトラリー(合計・約700グラム):
MYOGストーブ一式、エバニューチタンアルコールストーブセット、ナノストライカー、アルコール燃料125ml、割り箸&スプーン2セット、ウェットティッシュ&キッチンペーパー等、スタッフサック、犬用の食器(プラスチック製)
食料(合計・約1200グラム?):
カップ麺×2、お手製おにぎり×2、ドライマンゴー(200グラム)、チョコレート、ミックスナッツ、犬のおやつ(にぼし)
以上、概算ですが、7キロ程度の荷を背負った感じです。これだけの荷を、スターナムストラップ・ヒップベルト無しで背負った経験は初めてでした。
◯いざ、歩き出す
両脇のツツジの木から、登山道を阻むように蜘蛛の巣が張っていました。少なくとも、本日は僕達意外、誰も歩いていないことは明白です。本当は駄目なんでしょうが、犬のリードを離して登山を開始しました。うーん、例え人がいないからと言って駄目でしょうね。反省。
低山ということもあり、ただ立っているだけでも蒸し暑い一日でした。アップダウンが続くと、汗が吹き出します。フェザーパックの背面とショルダーベルトの裏面は汗を吸収してさらっとした感覚を保つ生地ということですが、あまり実感無かったですね。ラフバーシの3Dメッシュ製のショルダーストラップと比べるのも酷でしょうか。
背面は、建築用断熱材を転用したパッドを仕込んでいますし、シャツが完全に濡れていました。
◯背負心地
荷重が全て肩に掛かる背負い方は初めてだったので、最初こそ重さに肩が痛かったのですが、歩いて行くうちに慣れました。スターナムストラップ・ヒップベルトの必要性は、トレッキングでは感じませんでした。走ったりすると、やっぱりいるかな、と思いました。ショルダーベルトが、平行に縫い付けられているので、肩幅によっては、首に擦れて痛いかもしれません。僕はもう少し余裕が欲しかったですね。ストラップを締めすぎなのかもしれませんが。
◯使い心地
メインコンポーネントは止水シッパー製で、こまめに物を出し入れするのには向いていません。その代わり、11リットルもの容量をもつフロントポケットがあります。このフロントポケットは、最初、ひとつづきで区分けされていないことで、荷物が中であっちこっちにいってしまい、利便性に疑問でした。
しかし、今回、サブバックを持たないことで、その意味がわかりました。このポケットに、水や行動食をいれておけば、背負った状態でサイドのポケットから自由に荷を取り出す事ができるのです。例えば雨具としてポンチョを使う場合などは、ザックを降ろさず、そのまま羽織る事ができます。雨が上がったらそのまま脱いで、プロントポケットに仕舞います。するとポケット底の網目が脱水してくれる、という仕組みです。
◯食事
いい加減、自作アルコールストープのアップデートをしたいところです。
食事は、カップラーメンと、その後におにぎりを投入してのおじやです。外で食べる食事として、僕は十分であると感じていますが、ブログに載せるには少し味気ないなあ、と感じています。食器が汚れるのは、始末の問題としても好きじゃないので、お湯を注ぐだけの料理で見栄えの良いやつを試したいです。
有名なんでしょうけど、このドライマンゴー、めちゃくちゃ美味です。
コーヒーは、スターバックスの紙ドリップ式のものです。 味も量も抽出後のゴミも、これで十分かな。
◯おまけ:犬の写真