仕事の帰りに本屋で見つけることが出来たので、購入しました。
さらっと通して読みました。
◯シリーズ(?)の中では、満足度は低いかもしれません
ウルトラライトハイキングが、思想と基礎編。
ウルトラライトハイキングギアが、道具考。
そして、今回はウルトラライトハイキングと言うスタイルを実践する10組のハイカー(+1)を紹介しています。
今回の本が最もページ数が少なく、薄いです。11組も紹介するのに、この薄さで大丈夫か? と危惧しましたが、予感的中、内容はあっさりしています。ページ数を倍にするか、紹介する人を半分にするかしたほうが、読み物としては楽しめたと思います。最後の番外編のほうが、メインコンテンツなのでは? と思ってしまうくらい。
ハイカーの道具の工夫のページは面白いし、オールカラーの写真は嬉しいです。ただし、ハイカー本人のブログ等の写真を使ったせいか、画像が小さい! せっかくの山行の写真もサムネイル画像のよう。キャプションもすぐ下に置けばいいのにと思います。実践編と題するには、ちょっとピントがボケている感じがします。
◯千差万別・・・に思えない
序文に、ハイカーによって、そのスタイルは千差万別って書いてあるのですが、たまたまなのか、それとも裏の事情があるのか、11組中、実に9組が同じメーカーのツエルトをシェルターにしています。他の写真は小さいのに、なんで同じツエルトの写真だけ、他と比べて6倍くらい大きいのだろう?
僕は性格が悪いので、この本まるまる一冊、新しく出るツエルトのプロモーション用に作られたようにしか感じられないのですが・・・。
◯最後の言葉に救われた!