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#MYOG 自作アルコールストーブ 試作第1号と第2号

 

*今月の画像の容量がきついので、インスタグラムの画像を利用することを思いつきました。

 

◯コンセプトは、火力弱、低燃費

僕の持っているマスプロダクトのエバニューのアルコールストーブは、燃料ドカ食いで、あっという間に燃え尽きてしまいます。早く、お湯を沸かすには持って来いなのですが、煮込むといった調理には、不向きです。あと、炎が外向きに広がる仕組みだったので、風に煽られると火が当たらず、熱量のロスが多そうな点が気になりだしました。

 

そこで、禁断の自作に踏み切りました。作っていて、思ったのですが、〇〇に似たアルコールストーブを安く手に入れたいと考えるなら、自作するより、その製品を買ってしまった方が、精度も恐らくいいし、作成の道具などを含めてトータルで考えると安上がりです。でも、なかなかうまく行かない、あーでもないこーでもないとモノづくりに励むのは、なかなか面白いものです。

 

◯まずはテキトーに作ってみる

一応、仕組みとしては、チムニー型と呼ばれる、煙突効果を狙って外気を吸気し、中央部分に炎を一点に集める形式です。詳しい製作方法は、上手く出来てから解説するとして、燃料をより多く投入できること、煙突効果を高く得られる事を狙って背の高いアルコールストーブとなっています。

 

◯言うは易し・・・作るは難し

狙った位置に正確に穴を開ける、缶の歪みを最小限に部材を切り分けることが、これほど難しいとは! 試作1号機は、穴の感覚もバラバラ、上と下の外壁のパーツの長さが足らず、アルミテープで結合されるという行き当たりばったりっぷりです。

試作2号機は前回の反省を鑑みて、まず、正確に穴を空けれるように下穴をあけてから、吸気用の5ミリドリルで穴をあけました(それでもズレていますが・・・)。

外壁の吸気穴が16個、内壁の吸気穴が15個です。壱号機があまりに適当な作りだったので、比較対象としては全く役に立たず、吸気穴の数や配置については、もう少し研究が必要だと思います。

 

◯プレヒートは絶対必要。アルミフォイルで、急遽プレヒート皿を作成。

アルコール10ccで7分前後の燃焼といったところです。

重さは2号機が22グラム、2号機が19グラムです。

カルデラコーンのような五徳にもなる風防を、アルミシート等で作ろうと考えているのですが、なんせ背が高いので、風防も大きく重くなると思うので、このままの形で突っ切ってみていいのか、ちょっと悩んでいます。そもそも、外壁を取っ払って、中身のウコン缶単体の方が燃費がいいことに面食らっています。吸気が足らないのか、不完全燃焼のツンとする匂いがします。

ブラッシュアップしていきます。