ウルトラライトハイキングの入門書、「ウルトラライトハイキング」、「ウルトラライトハイキングギア」でも紹介されている『クスクス』。名前を知ってても、どんなものかわからないので、試してみました。
◯クスクスとは
以下、ウィキペディアから抜粋。
クスクス (アラビア語: كسكس、フランス語: couscous、英語: couscous、ヘブライ語: קוסקוס、kuskus)は、小麦粉から作る粒状の粉食、またその食材を利用して作る料理である。発祥地の北アフリカから中東にかけての地域と、それらの地域から伝わったフランス、イタリアなどのヨーロッパ、およびブラジルなど世界の広い地域で食べられている。
硬質小麦の一種であるデュラム小麦(英: Durum wheat)の粗挽粉に水を含ませ、調理後の大きさが約1mm大の小さな粒になるように丸めてそぼろ状にしたものである。またその粒を主食とし、肉やスープ類と共に食べる料理を総称してクスクスと呼ぶ場合もある。
食べ方としては、蒸す方法がイチバン美味しいらしいのですが、顆粒状なので、お湯をかけるだけで食べる事ができます。食べようと思えば、火が一度通っているので、そのままポリポリ食べても、小麦粉だけど消化できるみたいです。
◯コストパフォーマンス
今回購入したクスクスは、500グラム500円。一グラム1円の計算です。もっと安いものもあるみたいです。アルファ米に比べると、コスパはかなりいいと思います。
そもそも、僕は兼業ながらコメ農家に生まれましたが、あんまりお米が好きではないんです。嫌いな食べ物は、1位がベチャベチャのご飯、2位がおかずのないご飯です。
炊き加減によって旨さが変化する感じもリスキーで恐ろしい。
もう少し大きな顆粒状のパスタ、セミーニやリソー二を使えば、茹でる時間は長くなるかも知れないけれど、さらに安くできそう。
◯開封
開けてビックリ。
いかに日本の製品が過剰包装かわかりますね。ちょっと落ち着かない気分になる自分にもビックリです。
かなりキツイ小麦粉の香りがします。
◯調理開始
箱に書かれている調理方法で調理します。
- 塩を加えた水220ミリリットルを沸騰させる
- 120グラムのクスクスを加える。
- オイルをひとさじ加える。
- バターを加える
- フォーク等でクスクスをほぐして、水分を吸わせきる。
あっという間に、かなりのボリュームに。
これは、初めて自分で作った味噌汁が、増えるワカメによって侵食された、恐ろしい過去の記憶が蘇ります!
塩コショウを振って、更に盛りつけます。
まずは、プレーンな状態で一口。
うーん、うまい! ・・・でもなく、ゲロマズでもなく、・・・これは、ややマズ、といった感じです。
「お母さん、今日のご飯なにィ?」
「アナタの好きなクスクスよォ!」
「わーい!」
・・・とは、ならないですな(個人的な感想です)。
パスタソースと合わせてみましたが、このパスタソースもまた曲者で、海外のパスタソースは、酸いくて、僕の口には合わなかったです・・・。
なんとか、一皿を平らげても、まだまだクスクスはあります。絶対一人分じゃない。
残飯処理を犬にさせちゃうか、と悩んでいたら、定年退職してイタリア人のような一日5食生活をして、痛風になった父が、これはイイ! とバクバク食べてました。
◯まとめ
調理方法を考えるかしないと、僕にはとても主食にはできない感じでした。あとは、スープに少量混ぜて、かさ増しするとか。
美味しいレシピをクックパッドで探そうか。