iPhone4では、バッテリー付きのケースを使っていたのですが、iPhone5では、裸で使うことに決めているので、今回は、使用用途が広がるモバイルバッテリーを購入しました。旅に、アウトドアにと活用できそうです。
◯基本データ(気になるところを抜粋)
容量:10000mAh
本体サイズ:117×73.4×23mm
重量:250g
外部端子:入力×1、出力×2
充電時間:9〜11時間(1A ACアダプタの場合)
使用回数:500回まで
◯基本データから気になる点
1.容量について:10000mAhの大容量です。ちなみに、iPhone5の電池容量は、非公式のデータによると、1434mAhだそうで、単純計算で7回ほど充電できるみたいです。ワオ!
2.重量について:
10グラム重いですね・・・。
この手の電子機器で±10グラム違うというのは、結構デカイ誤差だと思うのですが。モバイル用として考えると、確信犯なのでは? と疑わずにはいられません。
3.外部端子について:
本体を充電するための入力用のミニUSB端子と、出力用のUSB端子が2つ付いています。それぞれ出力の大きさが違って、2Aの方はiPadなどの大きなガジェットを充電するのに適しているようです。
4.充電時間について
9〜11時間(1A ACアダプタの場合)と本体裏には書いてあるのですが、その、1A ACアダプタというのは、同梱されていません。本体重量のことと言い、どこかしら大陸風の爪の甘さを感じます。Amazonで本体価格から70%offで購入したのですが、もともとその価格何じゃないの? と思わずにいられません。
5.使用回数について:
500回を少ないとみるか、多いとみるか。携帯電話のバッテリーの寿命を約1年と考えると、少ないとは言えないのではないか、と思っています。一度の充電で、どれくらいの期間、電池を自然放電せずに蓄えていられるのかが問題です。
一つの目安として、取り扱い説明書に、バッテリーの劣化を防ぐためにも、未使用においても、3ヶ月に一度の充電を、と注記されています。3ヶ月は電池を蓄えていられるのではないのでしょうか。
リチウムイオンバッテリーは、満タン(過充電)時と、空っぽの時にバッテリー劣化を招くので、携帯電話なども、寝る前に朝まで充電しっぱなしなどせずに、小刻みに継ぎ足し充電したほうが、電池の劣化を遅らせる事ができるそうです。僕はしませんが。
◯セット内容
左から、取り扱い説明書、入出力用のコード、本体、本体ケースです。
◯充電方法
上記の通り、ACアダプタなるものはないので、パソコン等のUSBバスパワーにて充電します。
インジケータの横の銀色のボタンで、インジケータのLEDを発光させることができます。
◯機器を充電させる
このように、出力用ケーブルに対応したアタッチメントを取り付けることで、様々な機器に充電することができます。
ライトニングコネクタは流石にないので、自前のもので充電しなければいけません。あと、ゲームボーイミクロもPSPgo用のものもありません。当たり前か。でも、 メーカーはシリーズで同一規格にしてほしいです。
◯まとめ
寝る前に充電し忘れて会社へ、というパターンが僕は結構多いので、その救世主となりそうな予感です。製品のどこかしこに、チャチさを感じずにはいられませが、そこは価格との折り合いで、まあ、満足しています。
一つ提案なのですが、エネループなどの充電機器に出力用のUSB端子の付いたものというのはできないものなのでしょうか? モバイルバッテリーにも寿命がきますが、このような充電機器があれば、寿命が来たバッテリーごと電池を取り替えることができますし、緊急的に電池がなくなっても、町中なら代わりの電池が補給できます。
・・・もしかしたら、もうそういった製品が存在しているのでしょうか?