アパレルブランド「PUNK DRUNKERS」さんの象徴的キャラクター「あいつ」をモチーフに、インディーズソフビシーンの旗手「リアルヘッド」さんのカオスマンシリーズの形式に落とし込んだスペシャリティなソフビとなります。
ジャマイカバーションは、12月にWeb抽選販売でした。
6パーツ構成、全高約24センチ。成型色は黒と白。
このソフビは大変な人気です。
検索すると上位に転売サイトがヒットしまくります(Google様の倫理観のなかでは、そのようなサイトの方が、人々の役になっていると評価されているらしい……けっっ!!)。
届いて手にしてみて、びっくりしました。甘く見ていました。
凄く良い! 蒐集自慢のトロフィーなんかじゃない!
パンクドランカーズさんは、UNCOOL IS COOL.[ダサイはカッコイー]がテーマの超個性的なアイテムを展開するアパレルブランドです。
アパレルブランドからフィギュアを展開すると、下手をするとただのノベルティグッズになりがちですが、ブランドテーマとインディーズソフビとの親和性が非常に高く、昨今のインディーズソフビブームに乗った感じはなく、むしろ必然性を感じます。
ファッションというのは、人の目から見逃されていたものを評価することによって、最先端の流行が生まれてきます。つまり、「ダサい」と思われていたものを再評価すると、それが「カッコイイ」になる。「流行は巡る」の原因はそこにあります。
インディーズソフビにも言えることで、少数派で人から価値が理解されないものを喜んで蒐集している我々こそ、最先端の人間とも言えるのではないでしょうか(ドヤァ)!
ゴタクはこれぐらいにして、ソフビの説明です。
左腕のサイコガンを取り外すことができます。
頭部、腕、下半身は包塗装なので、取り外しの際はよく温めてから行うようにしましょう。また包塗装なので、べとつき防止のためにも、素手で触って外気に触れさせた方が良いと思います。
腕と下半身の成型色は白色でした。
シンプルな造形と相まって、ジャマイカカラーなのにディック・ブルーナっぽくもあります。
こんなにシンプルなのに、あいつの隈取顔のインパクトと相まって、非常にキャラが立っています。
個人的にはサイコガンが無いほうが、よりコンセプチュアルだったかもしれない、とすら思います。
でもサイコガン、面白いデザインです。
幼少の頃、チップスターなんかの空き筒に腕を挿して遊んだことを思い出しました。
ところで、この武器の名前は本当にまんまサイコガンで良いのでしょうか(公式サイトにも書いてあったので、正しい)。サイコー(最高)ガンじゃないんですねぇ。
最後にカオスマンと並べて。
ごらんのとおり、あいつはかなり大柄となっています。
なんだかいつもに増して斜に構えた物言いの記事になりました。
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