何を隠そう、自分はユニクロアンチである。
下着や靴下は買うこともあるが、アンチである。
それでもアンチなのである。
アンチになった原因は、ユニクロ(ファーストリテイリング)が、滋賀県の機器メーカーのセルフレジ方式をコンペして、不採用にしたにも関わらず、アイディアだけ盗んで特許侵害した件である。
現在は和解による合意に至ったものの、ユニクロ側は大資本を武器に、何度も裁判を長引かせようと画策し裁判費用を膨らませ、中小企業を兵糧攻めにした。裁判をグダグダにして有利に進めようとした。倫理的に終わってるムーブをしていた。
ワイは許さんで! と怒り心頭なのである。
蒟蒻畑、雪印、養老ミートと同じくらい、忘れてはいけない胸糞案件なのである。
でも、ユニクロ買ってるじゃん……。
そう、私はそんなにシリアスに生きれる人間ではないのである……。
購入のきっかけは、ユーチューブの動画で、カバン職人? 工房? の人が、こいつのコスパはやべーぞ! と煽っていたからである。
僕はもともとベルトはまったくしないタイプで、ウエストサイズぴったりでズボンを履いていたが、近年革靴にハマって、革靴の色とベルト色は合わせるのが流儀と聞いて、2、3本購入してみたのだが、黒いベルトはまだ未所持だったのだ。
久々にユニクロに行って、例のセルフレジを使って、2990円で購入した。
イタリアンレザーホールレスベルトという名前だ。
イタリアンレザーという部分で、素材の質は担保しつつ、作りも悪くない、とのこと。
これをメイドインジャパンで作っていたら、二万円以下にはできない、と言っていた。
原価、コスパという言葉は大好物である。
インドで作られているようだ。
裏面も加工が綺麗で、ベルトループに入れやすい。
ホールレスの名のとおり、無段階で止めることが可能。
個人的には、もっとナローなベルトが好きだ。
これの2/3くらいの太さがいい。
それと、自分には綺麗すぎる。
降ろしたてのピカピカの白スニーカーが苦手なタイプなのだ。
なので水に沈めた。
シワシワにならないかな、と思って……。
駄目だ、めちゃくちゃ水をはじく……。
ということは、クリームなども入らない?
ボツボツと銀浮きみたいな感じはある。
人力で皺を寄せることにした。
良い表情である。
黒いベルトはこれでいく。