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チラ裏食レポ / ローソンウチカフェ‐リッチミルクバーの存在価値

半年くらい前に、企業が自社自慢の製品をプロのシェフに合格/不合格判定し、担当者が泣き喜ぶ姿をホルホルする感動ポルノ的バラエティ番組を、サウナの中でチラ見してました。

その中で、プロのパティシエ達が「これは殿堂入り」 と太鼓判を押していたローソンのリッチミルクバーがずっと食べたかったんですが、なかなか見つからず、ようやく発見でき購入して試した次第。

当然アイスクリーム。ってかロッテなんやな……。ローソンの担当者って口出ししてた感じなのか? どれくらい開発に関わってきたんだろう。なんとなく、出来上がったサンプルを試食して「なんか違うな」 とか言ってただけちゃうんか。なんか服のインフルエンサーブランドに感じる闇感もありつつ。でも、外部の口出しがあったからこそ、この味が完成したのかもしれません。

 

一見、なんの変哲もないアイスバー。

 

では、一口。

おおっ……!

新雪を喰むような柔らかい口当たり。

サラッと溶けて、つっかえることなく喉を爽やかに通り抜けています。

 

すごい!

アイスクリームでできた牛乳そのもの。

なんという解像度。

こんなことが可能なのか!

 

美味しい!

 

美味しいのだが……、これってアイスである意味あるのだろうか?

キンキンに冷えた、めちゃくちゃ美味しい牛乳を飲めばよくねぇ? と個人的に感じてしまいました。

牛乳のような味を目指しすぎたあまり、牛乳に接近しすぎて、牛乳のイミテーションになってしまった。

 

たしかに、この再現性はすごい。

なんだろうな、芸術でよくある、まるで写真を横にならべて、そっくり描いた油絵のような感じ。

すごいで賞。がんばったで賞。

それ自体、特有が持つ魅力が感じられませんでした。

 

加えて価格も200円近い。

けっして嫌いな味ではないが、本物が別にあるって感じ。

自分はパック牛乳飲んで、別の普通のバニラアイス買うかな。

奢りで買ってくれるなら、喜んで食べる。

 

以上レポっす。

チラシの裏すんません。

 

 

食レポバックナンバー

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