ようやく現時刻に追いついてきました。
でもネタはまだ残ってる……。
先日のランブルモンスターズさんの個展に遊びに行った日の夕食です。
名古屋で蕎麦が食べたかったんですが、日曜日はどこもお休みで、こちらのお店を見つけました。
蕎麦と……ダチョウ料理!!
面白いじゃない!!
人生初ダチョウ料理です。
店舗は綺麗な割烹風のお店でした。
店名が変わったみたいで、最近リニューアルオープンしたのかな?
開店すぐに入店して、予約いるかも……と思いましたが、大丈夫でした。
ある程度覚悟しましたが、お料理の単価は結構しますね。
しかも二人前からですし。
ここは、店員さんに一人で食べるなら、どれがおすすめが聞いてみましょう。
一人でもダチョウ肉の宝石箱を頼まれますよ、とのことでした。
よっしゃ、今日は大奮発!! ということで、宝石箱とせいろ蕎麦をオーダーしました。
お通しに揚げた蕎麦。
ベビスターラーメンの10倍くらい(当社比)固く締まっていて、蕎麦の素朴で滋味深い風味、真夏に流したミネラル補給に嬉しい塩分。
オーダーした料理ができるまで、ポリポリしながら時間を持たせてくれます。
宝石箱登場。
心の中で、「まるでダチョウ肉の宝石箱や~」とナントカ麻呂の顔が浮かぶ。
蓋の中はドライアイスの煙で満たされていて、映え映えでした。
シャッターチャンスを逃した。
フィレ、もも、砂肝、心臓、レバーのお造り盛り合わせです。
薬味は葉わさび、生姜、塩。タレは醤油とごま油。
レバーだけ塩とごま油の組み合わせで。
鶏?肉を生で食べるというのも初めてです。
ダチョウ肉って精肉として流通してるもんなんですね……。卵は世界最大の単細胞として有名ですが……。たしかにオーストリッチレザーとして皮革が流通してる以上、肉も食うか……。
まずフィレ肉。
ダチョウ肉ってこんな味なんだ!!!
まったく癖なく、馬肉のような感じ。
これは美味い!!
じゃあ馬肉でいいじゃん、とは言ってくれるな。
続いてもも。
味はフィレに似てますが、弾力が違う。
モチモチピチピチ。
しばらくピンボケ画像が続く。
砂肝。
うわーーー、これうまーーー!!
焼いた鳥の砂肝も好きなんですが、生の食感はぜんぜん違います。
寒天というか、ナタデココというか。
とろっともっちり。
味もいい!!
心臓。
こちらの味はかなり蛋白。
コリコリとした食感を楽しむ。
タンに近いような食感。
史上最強の弟子って漫画の師匠に、全身を心臓と同じ速筋遅筋両方の性質を持つ筋肉に改造したってキャラが出てきますが、あいつの肉の味ってこんな感じかな、と非常にサイコパスな妄想をしてしまった……。
レバー。
色的に低温調理されている感じかな?
熱が入ったせいもあるのか、このレバーはレバー嫌いにはちょっとキツいかも。
自分はレバー大好き。これくらいのクセはむしろご褒美よ。
ダチョウ肉、美味しかったーーー。
良い経験させてもらいました。
普段、ビニールパックされた牛肉や豚肉、鶏肉を見て、生きてるときの姿を想像しませんが、ダチョウ肉を食べているときは、ポカリスエットのCMで出てきたダチョウの姿を想像してしまい、無頓着に食事として美味しく食べることができない面もありました。
生物の命を戴いている、ということを強く意識した食事でした。
しんみりしちゃったところでせいろ蕎麦。
こちらの蕎麦は黒いつぶつぶあるタイプですね。このビジュアルのほうが自分は好き。
なんかカスタードクリームにバニラビーンズみたいで、ちょっと良いやつ感あると思ってます(笑)。実際はきっちり粉ふりしてるので、無いやつのほうが良いのかな??
知らんけど……。
つゆの他に塩が盛ってあり、これは……。
最初の一口は塩で通ぶれってことか???
何事も体験してみよう。
塩で一口。
う、うっま!!!!
最近の蕎麦で一番好きな麺!!
表面がつやつやつるつるで舌触り、喉こしよく、コシがあって歯ごたえいいです。
ただ、女性客や外国客向け? 蕎麦しゃぶ用ってこともあるのか、麺の長さが短いので、すする愉悦は少なめ。食べやすくはある。
続いてつゆで。
……あっちゃーーー。
このつゆは、自分の好みではない。
とにかく角が立っていて、舌に刺さる。
麺は最高なのにな。
最後に蕎麦湯を戴いて、ごちそうさまでした。
お店を出るとき、大将がお礼に出てくれました。
生は生きる者の特権……大切なことを教えられた気がするぜ。
以上レポっす。
チラシの裏すんません。
食レポバックナンバー