年始のキャロルさん初売りで購入したこけしラストは、木地山系 / 三春文雄工人のえじこです。
2つのパーツを高精度に削り出し、中をくり抜き手間のかかったえじこです。
えじこの大きさは約8センチ。5センチのこけしとセット販売（選べました）。尺寸に変換すると小数点が絡むので諦めた。
嬰児籠とは、本来、赤ちゃんが出歩かないように入れておく道具で、稲わらなどで作られていました。普段は家の中で使っていましたが、農業が忙しいときは、田んぼや畑のそばにも置いていたそうです。
ベレー帽がモダンです。
縞柄の他にも単色の赤と緑がありました。もしかすると赤の縞柄もあったのかもしれません。
縞柄のほうが手間がかかっているように感じたので、貧乏性でチョイス……。
ボーダーの間隔がフリーハンドとは思えないぐらいの正確性で、とてもキレイです。
こけしも人形遊びの玩具だったようなので、その派生として納得のネーミングですね。
こけしがリカちゃん人形なら、えじこはキューピー人形くらいの感じかな。
はっきりとした目鼻立ち。ちょっとシュールな感じもするのが好きです。
底もすこしくり抜かれていて、首と胴を容易すれば、大きなこけしにできそう。
セット販売でチョイスした小寸のこけしは、えじこと似た顔で、太く福々としたものを選びました。
数年ぶりに伝統こけしを手に入れて、とても良いなと思いました！ 値段もソフビほど高騰していませんし……。
今後もゆっくり集めていきたいと思います。
