※画像は公式サイトより引用。正式バージョン前の画像もあります
再販開始まであと数時間。
日本時間の15日、深夜一時より予約再開される高品質な携帯ゲーム互換機Analogue Pocketの先行レビューがYou Tubeや海外メディアサイトで公開されています。
英語はほとんどわかりませんが、一通りYou Tubeを見て、海外メディアサイトのレビュー記事を機械翻訳して、だいたいどんな感じか調べてみましたので、要約してまとめます。
参考にした動画や記事は最後にリンクしますが、僕のへっぽこ調べなので、ニュアンス間違いあるかもしれません。
パッケージ、箱、開封
- パッケージは、取っておきたくなるようなカッコよさ
- 開封はiPhoneに似たエンタメ体験がある
- 中には、本体、USB-Cケーブル、ステッカー、紙類が入っている
本体の質感
- 価格に見合った/価格以上の素晴らしい質感だ(その価格に理解を示す人にとって)
- 海賊版、模倣品のようには見えない
- オリジナルゲームボーイと同じ、縦型レイアウトのスタイルは、アイコニックだが大人の手には少し持ちづらい
- 縦はオリジナルGBより長いが厚みは半分
- プラスチックボディとボタンは、少し滑りやすい
- マットな質感で、指紋汚れは発生しにくい
- カートリッジスロットの作りが秀逸で、古いカードリッジがなめらかに、すっきりと着脱できる
- 本体は276グラムで、重く、バランスが悪い。これより重いゲームボーイは、初代ゲームボーイだけ
ディスプレイについて
- レトロゲーマーにとって、記念碑になるような素晴らしいスクリーンだ
- 高精細、色彩豊かで、携帯ゲーム機というよりiPhoneの画面のようだ(スペック上は最新のiPhone以上です)
- ゴーストの発生が少なく、GBのLCDゲームも快適(ゴースト発生を逆手にとった表現もできるので、デメリットは極めて少ない)
- フィルターでオリジナルのようなグラフィックを再現できる
- 古い液晶スクリーン特有の格子状の余白が表現されて、再現度満点(当時の開発者たちは、この余白を計算してグラフィックを設計していた)
- 遅延は感じられなかった
- オリジナルゲームボーイを正確に10倍の解像度にしているため、表示に滲みや乱れがない
ボタンについて
- 十字キーとABXY配列は大人の手にも馴染む
- ボタンの角がつるりとしていて滑りやすく、長時間の使用で問題がありそう(問題ないよ、という意見も)
- ボタンにはラベル表示がなく、ソフトウェアでキーアサインを自由にカスタマイズできる
- 十字キーは(多くの製品でも同様に)対角線の入力で問題がでるときがある(でも及第点だ)
- ショルダーボタンは、写真では押しにくそうに見えたが、問題なし(逆に押しにくいという意見もあり・押し心地はGBASPよりも良いという意見も)
- ボタンの押し心地はよかった(ショルダーボタンがクリッキーボタンではないのが残念とい意見も)
- 電源スイッチがオリジナルで採用されていたスライド式の機械式ボタンではないため、長押しと短押しの使い分けが面倒
- 電源ボタンと音量ボタンの配置が気に食わない(近すぎて押し間違いを頻発する)
その他
- GB、GBC、GBAの何百ものゲームをテストした結果、極めて高い精度が得られた
- バッテリーライフは6~10時間持つ(Switchは2時間~3時間程度)。最高!
- バッテリーをもっと長く持たせたい場合は、オリジナル再現のフィルターをオフにすると良い
- ソフトウェア的にまだ未完成の部分がある
- 現状、スリープモードは実装しているが、セーブはβ版
- 非推奨だが、スリープ中にカードリッジを抜いて、刺してスリープ解除しても再開できた
- ファームウェアアップデートが面倒(SDカードのフォーマットにPCが必要)
- スピーカーがオリジナルよりも良い・音量が大きい・音割れしない・80%にすると音割れするとの意見も(個人的にYou Tubeで聴き比べしましたが、概ね音はオリジナルよりもクリアになっているように感じましたが、一部、ドラム音が再現度が高すぎて、ただのノイズに聞こえました)
- 3.5mmヘッドホン端子には、「ローインピーダンス」と「ハイインピーダンス」の2つの設定が用意されてる。これにより、Pocketの音声を高級なヘッドホンや本格的なスピーカーシステムに送ることができる。
- 本体はブルートゥース対応していないため、イヤホンは有線のみ。
- ゲームギアなどのアダプタを噛ますと、ソフトがかなり出っ張る
- 本体とドックの固定がゆるく、ぐらつくので、USB-Cプラグへの負担を避けるために、カードリッジの交換は、ドックから本体を外してから行うことを推奨する
終わりに
以上、海外レビューの簡単なまとめでした。
本体の質感とディスプレイは手放しの称賛がされていますが、見た目の美しさを優先するあまりに、長時間プレイの快適さを犠牲にしているような印象を受けます。
一方でバッテリーライフは、最大10時間を誇り、ちぐはぐな部分も見受けられますが、おそらく、この製品は作っている人がなにより欲しかったものを形にしたものなんでしょうね。
個人的には、アダプタをつけたときにカードリッジが異様に出っ張るのは美しくないと感じました。懸念していたショルダーボタンの配置は、手の小さな日本人なら大丈夫かな、とちょっと安心しました。
まもなく、一次オーダーのシッピングが開始で、届くのが非常に楽しみです。
その値段が安いとわかる人にとって、これは是が非でも欲しい逸品です。
価格は部品調達の問題で、1割値上がりして219ドル。送料は一次オーダーのときで35ドルでした。
参照した動画、記事
Analogue Pocket review: Game Boy games have never looked so good - The Verge
Analogue Pocket review: The world’s best Game Boy Advance - Polygon
Analogue Pocket review: the ultimate retro handheld • Eurogamer.net
Analogue Pocket review: The greatest Game Boy ever made | Ars Technica