年明けに計画しているWindows自作PC以降計画。
聞きかじりの知識で、妄想の最強PCを考えました。
先日発表されたRTX20シリーズに触発されて、また考えなきゃ! といろいろ調べていたんですけど……そもそも自分に必要なスペックってそんなに高かったっけ? って思ううちに、RYZENという手もあるな、と。
やっぱりニワカ知識なんで、話半分で聞いてください。
将来的にどっちがコスパいい?
そもそも前回の記事でCPUをIntelのCorei7 8700Kにしたのは、それが現状最強のゲーミング用途CPUだったからです。
Intel CPU Core i7-8700K 3.7GHz 12Mキャッシュ 6コア/12スレッド LGA1151 BX80684I78700K 【BOX】
- 出版社/メーカー: インテル
- 発売日: 2017/11/02
- メディア: Personal Computers
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対して、AMDのRYZENは、マルチコア・マルチスレッド性能こそ勝るものの、ゲームに対してはシングルコア性能が大きく関わるので、ゲーミングには不利とされています。
AMD CPU Ryzen 7 2700X with Wraith Prism cooler YD270XBGAFBOX
- 出版社/メーカー: AMD
- 発売日: 2018/04/19
- メディア: Personal Computers
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しかし、他ならぬAMDによって加速した多コア化のトレンドによって、その流れも変わる可能性があります。現状、シングルコア性能の良さがゲーミング性能なのは、一般に使われているCPUのコアが2つ〜4つだからなのではないでしょうか。今後コア数6つ〜8つが主流になれば、きっとマルチコア性能の高いCPUに最適化されていくのではないでしょうか。
記事を書いているうちにIntelの第9世代CPUが予約開始しました。
マルチスレッド(コア一つで2つの命令をこなし、コアが2倍になったようにみせる技術)に対応しているのは最上位モデルだけなものの、見事に全部6コア以上。
アーキテクチャが違うので数字で比べても仕方がないとは思いますが、定格駆動はRYZENと同じくらいですが、オーバークロックさせた時の伸びが違いますね。そもそも最適化が進んでいるので、ゲーミング性能が高いのはこちらでしょう。
IntelかAMDか悩んだ時に、大前提として、自作PCの強みについて改めて考えました。
それは、パーツごとのアップデートが容易であることではないでしょうか?
新しいCPUが出れば、古いCPUを外して取り替える。
そんな時、重要なのがCPUを取り付けるソケットの互換性です。
ソケットが同じなら、新しいCPUを古いマザーボードに載せ替えることができます。
大事なのは、ソケットの互換性のサイクルです。Intelは結構ころころ変わります。今のアーキテクチャが10年モノであり性能アップがうまく行かない、また後発のRYZENに後押しされてしまってることもあることから、性能を上げるためにソケット設計を切り替えて、無理くり性能アップしているのかもしれません。
対して、登場からまだ2年足らずのRYZENは、すくなくとも2021年まで現状のソケット形状を変更しないとみられているみたいです。2019年に購入したとして、2年後にもう一度CPUを買い替えることができます。
参照-DDR5は何時から使えるようになるのか?:T43p SATA化ブログ改めパソコン色々ブログ:So-netブログ
少ない投資で、最新スペックや安くなった一世代前のハイエンドのPCが使えます。
Intelのコアアーキテクチャが10年と古い設計であり、AMDと比べた場合、弱体期にあるのは間違いありません。Intelの古いCPUから乗り換える場合は良いけど、新しく作る場合はRYZENの方がお得かも? と思いました。あんまり真剣に受け止めていませんが、スペクターでしたっけ? 虚弱性も出ましたしね。次のIntelの新しいアーキテクチャが出る際にまるごと載せ替える、という考えです。
RYZEN5か7か
どちらも定格クロック数が高いXのついたモデルを候補にしました。
価格が4万円近く、i7-8700Kと価格が変わらないが、ゲーミング性能はかなり見劣りする7-2700xか。
AMD CPU Ryzen 7 2700X with Wraith Prism cooler YD270XBGAFBOX
- 出版社/メーカー: AMD
- 発売日: 2018/04/19
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それとも2万円ちょっとでコスパの良い5-2600xか。
AMD CPU Ryzen 5 2600X with Wraith Spire cooler YD260XBCAFBOX
- 出版社/メーカー: AMD
- 発売日: 2018/04/19
- メディア: Personal Computers
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自分ははじめての自作PCとして5-2600xにしようと思いました。
理由はコスパの良さと、自分に合ったスペックで作れそうだから。
まず、付属のファンを使えば、ファン代が浮きます(RYZENの付属ファンはかなり性能高いそうです)。
また後々高性能ファンを買い足してオーバークロックすれば、息が長く活躍してくれそうです。
RTX20シリーズで浮足立ちましたが、自分はフルHDで平均60fps出ればいいです。
もうすぐ9世代目のIntelCoreが出るので、それでまた値下がりすると考えると、かなりお買い得な選択になりそう(その値下がりによっては7にするかも)。
CPUに比べて性能の高すぎるグラボを採用すると、ボトルネックが発生して、グラボの性能を活かしきれないそうです。CPUを長く使うつもりで良いCPUを積むという選択もありますが、最初の自作PCなので、グラボに見合ったCPUにしようと思います。
今使ってる2013年のマックブックプロがIntel Core i5-4258U/2.4GHz(2.9GHz)という仕様です。モバイル向けのi5とデスクトップ向けとは全く別物ですなので、世代も違いますし、めちゃくちゃ高性能になるのは間違いなしだと思います。
マザーボードについて
第二世代RYZENの対応マザーボードは400番代です。一世代前の300番代もアップデートで使用可能ですが、これは以前のCPUを持っていないと使えません(ショップで対応してくれる場合もあります)。
400番代にもいろいろありますが、希望としては、無線LAN対応のモデルが良いです。
コスパがよいとされるASRock X470マザーボードX470 MASTER SLIにしようと思ったんですが、英字サイトにあるこれの無線LAN対応バージョンは国内販売されていないんでしょうか?
ASRock AMD X470チップセット搭載 ATXマザーボード X470 MASTER SLI
- 出版社/メーカー: ASROCK
- 発売日: 2018/04/19
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グラボは一枚しか刺さないので、B450でもオーケーなんですが、無線内蔵のモデルが見つからない……。
GPUについて
候補としてはGTX1060(6GB)かRadeonRX580。
性能・価格はRadeonRX580の方が高いとされますが、ゲーミングにおいては最適化されたGTX1060(6GB)の方が性能が出るみたいです。
でも折角RYZENなんだからAMD縛りってのをやってみたい気もします。
FreeSync対応モニターは価格が抑えめなんで、選択肢に入りますし。
(NVIDIAのG-SyncとAMDのFreeSyncの違いは、競技性の高いハイエンドゲームでもまんべんなく効いてくるのがG-Sync、FreeSyncは重いゲームでFPSが下がりすぎると効果がでない代わりに安価で、映像端子の選択肢が多い)
価格が落ちればって感じですかねぇ。
MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC グラフィックスボード VD6307
- 出版社/メーカー: MSI COMPUTER
- 発売日: 2017/04/08
- メディア: Personal Computers
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MSI Radeon RX 580 GAMING X 8G グラフィックスボード VD6329
- 出版社/メーカー: MSI COMPUTER
- 発売日: 2017/04/29
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残りの構成と予想価格
ファンがCPU付属のものになる以外は、残りは先日書いた記事と同じ。
ケースは防塵静音性が高いコレ。
Fractal Design Define S Black ATX, MicroATXミドルタワーPCケース CS5180 FD-CA-DEF-S-BK
- 出版社/メーカー: Fractal Design
- 発売日: 2015/05/22
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メモリは16ギガにします。十分だろ。
CORSAIR DDR4-2666MHz デスクトップPC用 メモリモジュール VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚キット CMK16GX4M2A2666C16
- 出版社/メーカー: Corsair
- 発売日: 2015/08/01
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4枚させるので、不足になったら足す感じで。
SSDはSATA接続のやつ。2個積みます。
SSDは容量でかい方が速度が出て、寿命も長くなるそうなので、容量は悩みますね。
Samsung SSD 250GB 860EVO 2.5インチ内蔵型 5年保証 正規代理店保証品 MZ-76E250B/EC
- 出版社/メーカー: 日本サムスン
- 発売日: 2018/02/02
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電源は10年保証のやつ
Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB -850W -NON DPS- 80+GOLD PC電源ユニット PS673 PS-TPG-0850FPCGJP-R
- 出版社/メーカー: Thermaltake
- 発売日: 2017/04/07
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以上、どんぶり勘定。
ケース1万円→同じ
CPU 4.5万円→2.5万円
CPUクーラー 6千円→0円
マザーボード 1.5万円→2万円
メモリ 4.5万円→2万円
グラフィックボード 4万円〜5万円→3〜4万円
ストレージ 1.5万円→同じ
電源 1.5万円→同じ
OS 1.6万円→同じ
合計 約20〜22万円→約15〜16万円
あら? 意外と劇的に安くなるってわけではないんですね。
しかし、浮いた分をグラボをいいヤツにすると、CPUもいいやつにしないとボトルネックがおきて性能が活かせないみたいですし。
うーむ、悩ましい……。
何が正解なのか……。