レストア / SFBシリーズ: 大阪アナーキー[1期]
商売繁盛!!!毎度おおきにぃぃ〜!!!
WF2017Sで発表された新作「大阪アナーキー」です。
ワンフェス後にポップソーダさんとルルベルトイさんで抽選販売され、一度ハズレましたが、キャンセル品で起死回生の当選!! ってかキャンセルした人なんて居るんですね……。
特に1期はピーキーと言っていいほど塗装が凝ってるので、取扱は少し神経質にならないと行けませんが、せっかくなのでモチーフとなった大阪ロケを敢行しました(大阪スーフェス4の朝についでに)。
朝6時くらいでしたが、やっぱり恥ずかしくてピントが甘いですね(汗)。
できれば、ザッツ大阪なグリコの壁広告のところでとか撮影したかったのですけれど。
室内に場所を替えて。
コレクトリクターに続いて、ネオジャパン、アイアンミートの敵役「大阪アナーキー」の登場です。
大阪のトイ問屋に潜む怪人。
陽気で明るい福耳覆面姿で、お腹のトイ劇場にて取引先や顧客を大量に洗脳するという設定。
人づてに聞いたところ、大阪のトイショップの店主がモデルになっているそうです。
コレクトレスターが「和」っぽいキャラクターだったのに対して、大阪アナーキーは服装は洋装で、しかし覆面は七福神の大黒サマ風です。面白い組み合わせ。
ハットはクリア成形。
外すと頭の中は、メリーゴーランド。
マスクは、ハットを外してから取る感じです。
面倒に感じるかもしれませんが、ハットはコツを掴めば、温めなしで簡単に取り外しできます。片方に引っ掛けて、もう片方をパチンと入れ込む感じです。……が、塗装ハゲのリスクがありますので、自己責任でお願いします。
夢の国へと誘う……。
腹部は、コレクトレスターと同じく、凹んでいます。
今回は「TOY劇場」と呼ばれ、ここに展示されたオモチャの魅力にメロメロになったところをバットでガツン! と攻撃するようです。
ネオジャパンの敵は、今後もこのディテールを継承するのでしょうか?
今回お腹の中に入っているのは、スタンダードサイズソフビのキングダムマインドがモチーフのミニフィギュア。これが通常バーションで、おそらく今回もレアバージョンが存在すると思われます。
マスクを脱着すると凶悪なピエロ(クラウン?)。
キレッキレの塗装です。
対決。
おそらくバットもソフビ製に思われます。先の部分で接着っぽい。
持ち手の塗装がハゲそうなので、マスキングテープ貼っています(今のところ無事)。
狂気。
アイアンミート、ハマりすぎ。
マスクの裏にも一応、紙を入れて、保護しています。
冒頭に書いたとおりに、レストアさんの作品は塗装も凝っていて、肩や足の部分の嵌合部は、作品によっては粗雑に扱うと塗装が削れてしまう場合がありますので、今回もあんまり派手にポージングはできませんでしたが、その点を鑑みても凄い塗装です。
造形は、洋装に大黒サマを連想するマスク姿と、レストアさんならではの面白い組み合わせです。プロの原型師として洋コミのフィギュアなどに手がけられたリアリスティックな造形技術に、デブリスジャパンのころからモチーフに加えられていた和のテイストがエキゾチックに感じます。身近な大阪をモチーフにしたのも身近に感じて良いですね。