プリッとな。
イギリス在住、ポーランド人のアーティストホワッツヒズネーム(彼は誰?……「彼の名は。」と言いたい)さんのFRP製巨大彫刻作品をマイティージャックスさんがPVCフィギュア化。
参照:ホワッツヒズネームのプーペク、入荷決定 : 下呂温泉 留之助商店 店主のブログ
購入はインスティンクトイさんで。
パーツは全部接着仕様で、僕はこういう置物系のオモチャには食指が動かないタイプですし、同じくバルーンドッグをモチーフにしたフリーニー・バルーン・ドッグという風船の中身半分の中の内臓透けて、人体模型風になっているっていうオモチャがマイティジャックスさんから販売されていて、多分そっちのほうがウケていると思うんですが、僕はこれに惹かれました。
風船の犬が、風船のうんちをする。これって綺麗は汚くて汚いは綺麗というか、聖と俗も元を辿れば同じという事を現しているのではないだろうか……なーんて思ったんですけど、次に発表されたピーペック(こちらはバルーンドッグがオシッコをしている)を見るに、そんな意味はなくて「バルーンドッグが生命を得て、ウンチしてるぜ、面白いだろ」って、ある意味身も蓋もない安直な作品だったみたいです。なので、こちらは購入を見送りました。
いいんです。アート作品にどんな意味を感じるかは鑑賞者次第。自分の心が動かなければ、巨匠の作品だって投機目的以外の価値はありません。
シンプルな作品ですので、ブログ的には文章量を稼ぐのが難しいです。
うーむ、正直仕上がりは今ひとつです。
細かい部分でバルーンドッグではなく、PVC製であるという事が見て取れるのが残念です。そこがこの作品の肝だったと思います。
トップコートにムラがあり、細かな部分で艶のない部分があります。もっとテラテラとみずみずしい艶があると良かったです。今に思えば、紹介画像はCGだったのかもしれません。
接着剤のはみ出ている部分もあります。
お尻の部分には色の乗っていない部分もありました。
金型の仕上がりが今ひとつなのか、線が入っています。
全体の仕上がりを見るに、ちょっと値段が高いなぁという印象でした。
個人的にマイティジャックスさんは、アンボックスさんと比較してしまうのですが、今ひとつノッてこないのは、このプロダクトの出来具合を見れば一目瞭然な気がします。
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