Wonder Festival 2016 [Winter] Report -2
ワンダーフェスティバル2016[冬]のレポート2回めです。
前回記事:
企業ブースの残りの写真と、まとめとして所感を書きました。
◯インスティンクトイ
今回はT9Gさん、ナガモトマイさん、ナカザワショーコさんとのコラボ作品の発表とご自身の新作の先行販売を含めた怒涛のラインナップでした。
T9Gさんのコラボ作品は、過去作品のキメラのようなキャラクター。
ヒョウ柄のフロッキーのクオリティなど、インスティンクトイさんならではの出来になるのではと期待。
ナガモトマイさんは、イノセント&コアの進化バーションという感じでしょうか。
口から出てるキューブがどんなカタチになるのか楽しみです。
販売は、七色の棘のナガモトマイさん彩色バーション(白素体)。
配色が一つ一つ異なる為、ワンオフ作品ですね。
インスティンクトイさんの新作は、冬のワンフェス定番のチョコフレーバー入りのキュリオと完全新規造形のギャウオ。
ちょっと写真小さくなりますが、手前のゴリラは原型師であるジェームス・グローマンさんによるロッテンレックスの天敵となるキャラで、現在鋭意製作中との事。
スノーウィーの2期も先行販売されていました。
福袋の中身でデビューしたミニムッキーの第2期が、残り3つあるとの事でしたので、購入しました。
通常のチョコカラーのムッキーも持っていたので、揃えられて良かった!
単に小さくなった以上に、凝縮感や、さっと手に持つ事ができることなど、良い点があり素晴らしいです。こちらも後日、抽選販売されるそうです。
◯threeA/threeZERO
スリーエーは、昨年の9月の個展で燃え尽きたのか、全然勢いが無かったです。新作の展示がなかったように思います。全部、中の人の私物じゃないのか、と。
会場限定品も無しで、ファンとしては物足りないモノになってしまいました。
逆にスリーゼロの方は、スペースはちいさいものの現在受注中のアイテムのデコマスが多数展示されていました。
フォールアウト4のパワードスーツ。
塗装の感じはスリーゼロの方が好きかも。
12インチフィギュアの場合、価格は倍しますが……。
ベルセルクの骸骨騎士。
馬も欲しいですね。
タイタンフォールより3体目のタイタン。
今回もデカくてカッコイイ!
ゲッター。
第9地区。
◯メディコムトイ
ベアブリック。
GEEK!×ケンストイワークスのケルベロスマン。実物は大きくて、プロポーションもよかったです。
シンプル過ぎるかな、と思ってたのですが、イイですね!!
ただ、名前間違ってました。
ミノタウロスマンって頭部の違うキャラがいるのかな?
もしかしたら、展示する内容が急にかわったのかな……?
興味ない人間が担当なんでしょうね、愛のないことで。
星の王子様気になる。
かけるりさんのキツネウドン。
安楽安作さんの作品が結構なスペースを占めてました。
初音ミク。
困り顔イイね!
ノんスケールのハルクバスター。全高30センチくらい?
玩具らしさが残ってて、これはこれで良い塩梅に思いました。
◯アイゴ
初めてのメーカーさん。
デザインは機動歩兵っぽい感じ。タイトルはフルメタっぽい(笑)。
モノは結構好きです。
◯今回のワンフェス企業ブースの所感
いつもそうなのかわからないし、自分の好みの問題なのかもしれませんが、全体的に元気ない感じがしました。夏に発表した製品のアップデート報告という感じが多いように思いました。
企業はビジネス的にしょうが無いかもしれませんが、人気あるコンテンツに群がりすぎ。どこもかしこも艦これ、ラブライブ……。
ファンにとっては嬉しい悲鳴かもしれないけれど、漢気ねーな……と。出来は凄いのかもしれないけれど、なんか情熱感じないというか。
一番、漢気感じた某ブースが、どこか閑散とした印象を憶え、人気あるコンテンツに寄生して安牌打った方が企業としては堅調って、なんか釈然としない。
等身大の198万円フィギュアは凄かったです。
欲しい人殺到して限定10から20になったのも凄い。
完全新作の発表が(すくなくとも僕が目につくものは)少ないなぁという印象がありましたが、千値練やコミケイブなど可動フィギュアを取り扱うメーカーには、試遊コーナーが設けられていました。
これは毎回設置してもらいたいな、と思いました。やっぱり触ってみないとわからない良さってありますし、玩具の価格も上がってきて、ちょっと気になるからっていう感じでは手を出しにくいので、実力ある(見本写真で詐欺らない)メーカーさんは、どんどんこういった機会をつくって欲しいと思いました。
あとワールドスコープさんについてですが、楽しみにしていたアシッドレインの展示が全く無く、もしかして撤退か?! と冷や汗をかきましたが、真相は製作のオリトイとワールドスコープの間に新たに現地代理店が入るらしく、そことの連携がとれなかったため、新作の見本などが借りれなかったそうです。
本来、そのやり取りをスムーズにするのが代理店の仕事な訳で、利権だけ攫って複雑化するなんてユーザーにとっては害しかないな〜、と思いました。これで価格に跳ね返えって来たら、ホント勘弁です。
以上、企業ブースのレポートでした。
次回から個人ディーラーゾーンのレポートです。
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